春日本店
｢プラチナの買取額ってどのくらい？｣｢婚約指輪って買取してもらえるの？｣
使う事がなくなったプラチナリング、クローゼットの中に眠ったままになっていませんか？
特に婚約指輪は5割の方が｢結婚後は殆ど付けていない。｣と回答するほどです。
思い出の品ではあるけれど、どうせなら有効活用したい！
そんな方に向けて、本記事では、プラチナ指輪の買取相場や高く売るコツ、偽物との見分け方など徹底解説いたします。
最後まで読めば、お手持ちのプラチナ指輪を賢く現金化するためのヒントが得られますよ。
貴金属買取に関する基礎知識は、以下の記事でもご紹介していますので併せてご覧ください。
■関連記事：【貴金属買取の基礎知識】金やプラチナの最新買取相場と業者の選び方を徹底解説
目次
プラチナは、美しく輝く白い光沢が特徴の貴金属です。
まずはプラチナとはどんな金属なのか、金と比較しながら特徴を解説していきます。
プラチナは、地球上でごく限られた場所にしか存在しない貴金属です。
主な産地は南アフリカですが、その産出量は金のわずか数%程度。
そのため｢希少性の高い金属｣として知られており、宝飾品としてだけでなく、自動車の排ガス浄化装置や医療機器など、幅広い分野で活用されています。
■関連記事：プラチナを売る前に知りたい基礎知識！買取相場や高く売る3つの方法も！
金や銀と同様、指輪を作る際は、純粋なプラチナだけで作ることは少なく、強度を高めるためにパラジウムやイリジウムなどの割金を混ぜています。
｢Pt900｣｢Pt950｣といった表記は、プラチナの含有率を表しており、それぞれ90％、95％のプラチナを含みます。
実は、日本では｢Pt850｣以上でないとプラチナとして扱わないと定められています。
よって、最も手頃な｢Pt850｣だったとしても、85％以上のプラチナ含有率を誇り、他の貴金属に比べて純度が高いのが特徴です。
この純粋さのイメージが、ブライダルシーンでの人気に繋がっています。
日本は、世界でも有数のプラチナ消費国として知られています。
皇后美智子妃がご婚儀の際、プラチナとダイヤモンドで作られたティアラを着用されたことで、一気に人気が広がったと言われています。
その消費量は、なんと世界の約1/4を占めています！
日本では、古くからプラチナが縁起の良い金属として親しまれており、婚約指輪や結婚指輪の素材として絶大な人気を誇っています。
プラチナは、ダイヤモンドとの相性が抜群な貴金属として知られています。
ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出す、プラチナの清楚で純白な輝きは、婚約指輪や結婚指輪に最適です。
また、プラチナは変色や変質に強いことから、日常的に身に着ける結婚指輪の素材として最適です。
｢永遠の輝き｣を象徴する貴金属であるため、｢変わらぬ愛｣や｢永遠の絆｣を表現するのにふさわしいとされています。
お手持ちのプラチナ指輪がどれくらいで買取してもらえるのか気になりますよね！
本章では、最新のプラチナの買取相場や買取額の計算方法を解説していきます。
プラチナの指輪を売却する際、その価値を決めるのは｢純度｣と｢重さ｣です。
高純度で重量のある指輪ほど、高額で買取られます。
プラチナ製品には、｢Pt999｣｢Pt950｣｢Pt900｣｢Pt850｣といった表記が見られますが、これはプラチナの含有率を示すもので、数字が大きいほど純度が高く、より多くのプラチナを含んでいます。
純度ほぼ100％のPt999は、非常に柔らかく加工が難しい性質のため、指輪などの宝飾品にはパラジウム、ルテニウム、イリジウムといった金属を混ぜて強度を高めています。
これらの金属を｢割金｣と呼び、割金が多いほど指輪の強度は増しますが、その分プラチナの含有量が減るため、買取価格は下がります。
プラチナの買取価格は、景気や株価の影響を受け、日々変動しています。
つまり、売却する日によって買取額が変わるのです。
できるだけ高く買取してもらうには、最新の相場を常に確認することが大切です。
買取相場は、貴金属買取業者のウェブサイトや専門の相場情報サイトで確認することができます。
これらのサイトでは、1gあたりの価格や、過去の価格推移などをわかりやすいグラフ等で確認することができます。
例えば、2014年には産業需要の高まりからプラチナ価格は1g平均4,759円まで上昇しました。
しかし、ヨーロッパのディーゼル車需要減退の影響を受けた2015年には1g平均4,205円に下落。
金相場との逆転が始まったのも丁度この頃です。
世界経済に打撃を与えた2020年のコロナ禍では、1g平均3,114円とさらに低迷しました。
しかしながら、2021年以降は世界経済の回復に伴い、プラチナ相場は上昇傾向を見せています。
金が不況時に強いのに対し、プラチナは景気や株価の悪化に影響を受けやすい特徴があります。
これは、プラチナの需要が宝飾品だけでなく、自動車部品や医療機器といった工業用途に大きく依存しているためです。
売却を検討するなら、比較的価格が安定している今が絶好のタイミングと言えるでしょう！
プラチナ指輪の買取額は、以下の計算式で概算することができます。
『重さ×純度に応じた買取相場＝買取額』
例えば、本記事執筆中の2024年11月21日のPt950の1gあたりの買取相場は4,778円です。
Pt950のプラチナ指輪6gを売却する場合、6g×4,778円/g=28,668円の買取額となります。
これはあくまでも｢プラチナの価値｣だけで計算する方法です。
ブランド品や宝石の価値が評価されれば、付加価値で更に買取額はアップします。
高価買取を狙う方法は次章で詳しく解説していきます！
本章では、プラチナの価値にプラス査定で、高額査定が狙える指輪の特徴を4つご紹介します。
現役査定士である筆者の経験上、プラチナにダイヤモンドやサファイアなどが付いてる場合、高品質で価値の高い宝石である事が多いです。
この場合、プラチナの価値に宝石の価値もプラスされて、大幅に買取価格がアップする事も…！
宝石の価値は、カラット数やクラリティ、カット、カラーなどによって大きく異なるため、専門の鑑定士に見てもらうことが重要です。
宝石の専門知識を持った鑑定士がいる業者であれば、適正な価格で買取してもらえますよ！
■買取実績：長崎県対馬市にてサファイアプラチナリングを長崎の諭吉が催事買取させて頂きました！
ブランド品のプラチナ指輪は、素材としての価値に加えて、ブランドとしての価値も加わるため、高価買取が期待できます。
【高価買取が狙える貴金属ブランド一覧】
ブランド品の指輪を高く売るためには、いくつかのポイントがあります。
以下で解説していきます！
■買取実績：Tiffany(ティファニー)の買取は買取専門店諭吉春日本店にお任せ下さい！
プラチナの指輪を売却する際には、購入時の付属品を揃えておきましょう。
特に、ブランド品の場合、箱や保証書の有無は買取価格に大きく影響します。
付属品が揃っていると、プレゼントとしての需要も高まるからです。
ブランド品の指輪は、殆どの場合｢再販｣を目的に買取されます。
当然ながら、使用感の少ない綺麗な状態である方が、買い手が付きやすいので査定額も上がります。
査定を依頼する前に、柔らかい布で埃や皮脂汚れを丁寧に拭き取っておきましょう。
できるだけ新品の状態に近づける事で、査定員の第一印象が良くなり、買取価格アップに繋がります。
婚約指輪やプレゼントの指輪に刻まれたイニシャルやメッセージ。
大切な思い出が詰まっているからこそ、売却をためらってしまう方もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください！刻印入りの指輪でも買取は可能です。
プラチナは、溶かして再利用できるという特性があるため、刻印があっても問題なく買取してもらえるケースがほとんどです。
石が取れていたり、傷がついていたり、デザインが古い指輪でも、その日の相場に基づいて適正価格で査定してもらえます。
｢持ち込むのは気が引けるなぁ…。｣と不安に思う方もいるかもしれませんが、査定員はプロです。
様々な状態の指輪を査定することに慣れていますので、安心して相談してみましょう！
プラチナリングは需要が高いため、市場には偽物やメッキ製品が流通しています。
本章では、偽物と本物を見分ける方法を3つご紹介します。
｢白く輝いてるけど、20年前に購入したから本物かわからない…。｣そんな方は、査定前に是非実践してみてください！
プラチナ製品には、純度や製造メーカーなどを示す｢刻印｣が打たれていることがあります。
プラチナの指輪として最も多く流通しているのは、｢Pt900｣や｢Pt950｣の刻印が打たれたものです。
大抵、リングの内側に刻印されていますが、肉眼では見えにくいので、虫眼鏡などで確認してみましょう！
■プラチナの刻印の種類
| 純度 | 刻印 |
| ほぼ100％ (99.9％以上) | Pt1000、Pt999、Pm1000、 1000、999、PLATINUM |
| 95％ | Pt950、Pm950、950 |
| 90％ | Pt900、Pm900、900 |
| 85％ | Pt850、Pm850、850、Pt |
| およそ85％ | Pm |
| ホールマーク (造幣局が管理する信頼性の高い刻印) |  |
実は、プラチナのメッキ製品にも、以下のような刻印が存在します。
■プラチナのメッキ刻印…PP、PTP、PTF、PR
｢ブランド名かと思ったらメッキ刻印だった！｣という例も…。
メッキは非常に薄く伸ばされて、金属の表面を覆っています。
削ぎ取ったとしても、プラチナとしては買取してもらえないので注意しましょう。
刻印は、プラチナの買取価格を判断する上で重要な要素となります。
しかしながら、古い指輪の中には刻印がないものも存在するので、刻印がないからといって、必ずしも偽物であるとは限りません。
以下の方法とも組み合わせて、見極めていきましょう！
プラチナは磁石に反応しないという性質があります。
そのため、磁石を近づけても指輪がくっつかなければ、プラチナである可能性が高いと言えます。
ただし、シルバーやステンレスなど、プラチナ以外にも磁石に反応しない金属は存在します。
そのため、磁石を使った確認だけでプラチナであると断定することはできません。
指輪がプラチナかどうか正確に見極めるには、｢比重(密度)｣を測ることが必要です。
比重は空気中の重量÷(空気中の重量－水中の重量)という計算式で求められます。
正確な比重を測定するためには、専門的な知識と技術が必要です。
そのため、比重計を使ったプラチナの確認は、買取業者に依頼することをおすすめします。
お手持ちの指輪の比重を把握することで、刻印の真偽を確認したり、刻印がない製品の純度を推測することが可能です。
■プラチナの純度毎の比重
| 純度 | 比重 |
| Pt1000（Pt999） | 21.24～21.66 |
| Pt950 | 19.84～20.85 |
| Pt900 | 18.61～20.08 |
| Pt850 | 17.53～19.38 |
| Pt800 | 16.56～18.72 |
| Pt750 | 15.70～18.10 |
※比重はあくまでも目安として参考にしてください。
白く輝く貴金属として人気のプラチナとホワイトゴールド。
見た目は似ていますが、実は全く異なる金属です。
プラチナは、自然界に存在するままの白い輝きを持つ貴金属です。
一方、ホワイトゴールドは、金にパラジウムやニッケルなどの白色金属を混ぜて作られた合金です。
｢白金｣を英語に直訳すると｢ホワイトゴールド｣になるため、混同してしまう方もいるようです。
ホワイトゴールドの刻印は、｢K18WG｣や｢K10WG｣のように、金の純度を示す数字の横に｢WG｣と刻印されます。
素材も価値も異なるプラチナとホワイトゴールドでは、当然買取価格も大きく異なります。
近年は金の価格が高騰しているため、ホワイトゴールドの査定額の方が倍以上高くなるケースもあります。
査定額にガッカリしない為にも、事前に素材の違いを確認しておきましょう。
■関連記事：【18金】ホワイトゴールドの特徴や価値、最新の買取相場を徹底解説！
いかがでしたでしょうか？
本記事では、プラチナ指輪の売却を検討中の方向けに、最新の買取相場や、高価買取のコツを解説しました。
プラチナの指輪を売却する際は、信頼できる買取業者を選びましょう！
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※12月28日から1月4日まで年末年始休暇をいただいております。
お電話での受付はお休みさせて頂いておりますので、期間中はLINEもしくはフォームでお問い合わせください。
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引き続き買取専門店諭吉をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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