ロレックス ディープシーのすべて|定番モデルの最新買取相場&高く売る4つのコツ!
この記事を書いた人
足立 美桜
まだ3年の査定歴ではありますが、大学では美術史を専攻し、前職では画商にいた経緯もあり、特に絵画と彫刻の査定に長けています。公正で確かな目でお客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定しています。
「ロレックスのディープシーってどれくらいで買取してもらえるの?」
ロレックスのスポーツモデルの中でも、圧倒的な人気と知名度を誇る「ディープシー」。
その名の通り、深海への挑戦を支えるプロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチです。
本記事では、現役査定士の筆者が、ディープシーの性能や魅力、「シードゥエラー」との違いを徹底解説します。
更に、定番モデルの最新買取相場もご紹介しますよ!
是非最後までご覧ください。
■関連記事:ロレックス買取相場【2025年最新版】プロが教える!買取額を決める5つの要素
1.ロレックス ディープシーとは?買取前に特徴や魅力をチェック!
まずは、買取前に、ロレックスディープシーがどのような時計なのか、特徴や魅力を紐解いていきましょう!
1-1:「ディープシー」とは?
「ディープシー」は、その名の通り、深海潜水やダイビング用に設計されたダイバーズウォッチです。
プロフェッショナル仕様として開発された「シードゥエラー」の中でも、「上級者向け」に位置付けられています。
シードゥエラーは、1967年に世界初のヘリウムガスエスケープバルブを搭載したプロユースのダイバーズウォッチとして誕生しました。
そして、そのシードゥエラーの上級者向けモデルとして、2008年に満を持して発売されたのがディープシーです。
水深3,900mという驚異的な防水性能を誇り、発売から17年を迎えた今もなお、世界中のプロダイバーや著名人に愛され続けています。
1-2:「シードゥエラー」と「ディープシー」の違い
ディープシーはシードゥエラーをベースに開発されたモデルですが、両者には明確な違いが存在します。
①ケースサイズ
最も分かりやすい違いは、ケースサイズです。
ディープシーは、シードゥエラーを遥かに凌駕する44mm径という大型ケースを採用し、厚さも約18mmと極厚です。
これは、3,900mもの深海の水圧に耐えうるよう設計された結果であり、5mm厚のドーム型サファイアクリスタル風防もその一端を担っています。
②サイクロップレンズの有無
サイクロップレンズとは、日付表示を拡大して見やすくする、ロレックスの象徴とも言える機能です。
しかし、ディープシーにはこのサイクロップレンズが搭載されていません。
これは、ディープシーの厚みのある風防にサイクロップレンズを装着すると、光の屈折率が変わることで視認性が低下してしまうためです。
③防水性能
最大の違いは、やはり防水性能です。
シードゥエラーの防水性能は1,220mであるのに対し、ディープシーは、その約3倍にあたる3,900mもの防水性能を誇ります。
■関連記事:ロレックス買取の基本情報をお届け!シードゥエラーを賢く売却しよう
2.【ロレックス ディープシー】定番モデルの最新買取相場5選!
それでは早速、ロレックス ディープシーの最新の買取相場をご紹介します。
定番モデルを5つ選出しました!
2-1:ディープシー Ref.116660
■画像引用:ゆきざき
【参考定価】1,242,000円
※文字盤や素材によって異なります。
【買取相場】~1,300,000円前後
Ref.116660は、2008年から2018年まで製造された、本格ダイバーズウォッチです。
先代モデルRef.16600の3倍以上にあたる、3,900mもの驚異的な防水性能を実現し、ハイスペックモデルとして誕生しました。
10年以上前に製造が終了したモデルでありながら、最新モデルと遜色ないデザインも人気の理由です。
そのため、現在でも中古市場では高値で取引されています。
2-2:ディープシー Ref.116660(D-BLUE文字盤)
■画像引用:ゆきざき
【参考定価】1,274,400円
※文字盤や素材によって異なります。
【買取相場】~1,600,000円前後
Ref.116660は、当初黒文字盤のみの展開でしたが、2014年に「D-BLUE文字盤」が追加されました。
これは、映画「タイタニック」の監督として有名なジェームズ・キャメロン監督が、潜水艇「ディープシーチャレンジャー」でマリアナ海溝の最深部単独潜水に挑戦したことを記念した特別なモデルです。
浅瀬から深海へと変化する様を表現した、独特のグラデーションカラーが大きな話題を呼び、ディープシー人気に火をつけたと言っても過言ではありません。
現在、D-BLUE文字盤は現行モデルでも採用されていますが、生産終了となったRef.116660も、その希少性からコレクターの間で高値で取引され、根強い人気を誇っています。
2-3:ディープシー チャレンジ Ref.126067
■画像引用:ゆきざき
【参考定価】4,044,700円
※文字盤や素材によって異なります。
【買取相場】~6,000,000円前後
ロレックス ディープシー チャレンジ Ref.126067は、ロレックスの技術力を結集した、究極のプロフェッショナルダイバーズウォッチです。
直径50mm、厚さ23mmというシリーズ最大のケースは、深海探査の過酷な環境にも耐えうる堅牢性を備えています。
ケース素材には、優れた強度と軽量性を両立するRLXチタン(グレード5)を採用し、長時間の着用でも快適さを保ちます。
また、11,000mもの驚異的な防水性能は、あらゆる深海への挑戦をサポートする、絶対的な信頼性を提供します。
その精緻な作り込みと圧倒的な耐久性から、希少価値も極めて高く、現在、市場では高騰が続いています。
2-4:ディープシー Ref.126660
■画像引用:ゆきざき
【参考定価】1,538,900円
※文字盤や素材によって異なります。
【買取相場】~1,850,000円前後
Ref.126660は、旧作と変わらず「黒」と「D-BLUE」の2つの文字盤でラインナップされています。
デザインや操作性も大きくは変更はありませんが、ムーブメントには最新世代のCal.3235を搭載したことで、パワーリザーブが48時間から70時間へと大幅に向上しました。
特筆すべきは、2018年から2022年までのわずか4年間という短い生産期間です。
短命モデルであるため、希少価値が高く、中古市場でも高値で取引されています。
2-5:ディープシー Ref.136660
■画像引用:ゆきざき
【参考定価】2,162,600円
※文字盤や素材によって異なります。
【買取相場】~2,150,000円前後
Ref.136660は、2022年から販売されているディープシーの現行モデルです。
前作Ref.126660をベースに、細部がブラッシュアップされています。
ケースサイズは44mmから43mmへとわずかにダウンサイズされ、より装着感が向上。
デイト表示窓の拡大により、視認性もさらに高められました。
シードゥエラーの名にふさわしい、堅牢性と機能美を兼ね備えたRef.136660は、プロフェッショナルダイバーだけでなく、資産価値を求めるコレクターにとっても魅力的なモデルです。
これからも長く愛され続けることでしょう。
3.ロレックス ディープシーを相場以上で買取してもらう4つの方法!
本章では、ロレックスディープシーをできるだけ高く売る方法をご紹介します。
場合によっては査定額が数十万単位で変わる要素もあるので、是非ご確認ください!
3-1:付属品を揃える
ロレックスを売却する際、付属品があると査定額が大きく変わる可能性があります。
内箱、外箱、保証書、ベルトの余りコマ、ノベルティなどは、購入時の状態を証明し、時計が丁寧に扱われてきた証としてコレクターに高く評価されます。
特に保証書(ギャランティーカード)の有無は、査定額が数十万単位で変わる事も…。
査定に出す前に、付属品が揃っているか必ず確認しましょう。
3-2:できるだけ綺麗な状態にする
ロレックス ディープシーを査定に出す前に、ご自身でできる範囲のクリーニングをしておくことも大切です。
たとえば、マイクロファイバークロスを使って、皮脂汚れや埃をやさしく拭き取りましょう。
リューズやケースの細かい溝の汚れは、歯ブラシなどでやさしくかき出すと落とすことができます。
ちょっとしたことですが、査定士の第一印象が変わることで、査定額がアップする可能性がありますよ!
【Check!】オーバーホールの必要性
オーバーホールとは、時計内部を分解・洗浄したり、注油したりする大規模メンテナンスのことです。
ロレックスで正規のオーバーホールを受けると、証明書が発行されます。
査定時にこの証明書があると、時計が本物であることや、丁寧に扱われてきたことをアピールできます。
オーバーホールによって査定額がアップする可能性はありますが、費用は5万円以上かかります。
よって、費用に見合うほどの査定額アップは期待できません。
オーバーホールは、買取前に慌てて行うのではなく、時計のコンディションを保つために適切な時期に行うようにしましょう。
3-3:相見積もりをとる
ロレックスの買取価格は、業者によって査定基準が異なります。
一つの業者だけで売却を決めるのではなく、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
相見積もりをすることで、あなたのロレックスディープシーがいくらで売れるのか、相場を把握することができます。
信頼できる買取業者を2~3社ほど選び、比較検討することをおすすめします。
3-4:タイミングを図る
ロレックスを高値で売却するには、買取価格が高騰しやすい時期を狙うのも一つの方法です。
一般的に、ボーナスが支給される時期や新生活が始まる春先は、時計の買取需要が高まります。
この時期は、買取店が在庫を確保しようと買取価格を引き上げる傾向があるためです。
少しでも高く売りたい方は、これらの時期に買取を検討すると良いでしょう。
4.ロレックスのディープシーを愛用している芸能人
ロレックス ディープシーは、その圧倒的な存在感とステータス性から、多くの著名人に愛用されています。
本章では、ディープシーを愛用している芸能人を型番と共にご紹介します。
4-1:京本政樹さん(Ref.116600)
俳優の京本政樹さんは、ロレックスをはじめとする複数の高級時計を所有する、時計コレクターとしても有名です。
2015年に放送された旅番組のロケでは、ブルーの文字盤が特徴的な「ディープシー Ref.116660」を着用していました。
ブルーからブラックへのグラデーション文字盤が特徴的で、前述した通りとても人気があるモデルです。
京本政樹さんは、ディープシー以外にも、デイトナ レインボーやGMTマスター、サブマリーナ デイトなど、さまざまなロレックスをコレクションしているほか、他の高級時計ブランドも多数所有しています。
4-2:有吉弘行さん(Ref.116660)
2011年に放送されたフジテレビの番組内のコーナーで、有吉弘行さんはロレックスのディープシーを購入しました。
当初はロレックス購入に抵抗があったものの、値引き交渉が成功し、80万円で「ディープシー Ref.116660」を手に入れました。
その後、さまざまな番組でこのディープシーを身に着けている姿が見られました。
当時80万円で購入したRef.116660ですが、現在の中古市場では130万円前後まで価格が高騰しており、結果的に価値が上がっていることがわかります。
4-3:海外のスター達にも大人気!
ロレックスのディープシーは、海外セレブにも愛用者の多いモデルとして知られています。
サッカー界のファッションアイコンであるデビッド・ベッカムは、数々の高級時計を所有していますが、その中でもディープシーは頻繁に着用されているモデルの一つです。
また、アカデミー賞受賞女優のシャーリーズ・セロンは、NBAの試合観戦中に「ディープシー Ref.116600」を着用している姿が目撃され、話題となりました。
男性的なイメージの強かったディープシーを、女性にもカジュアルに着用できるアイテムとして広めるきっかけとなりました。
さらに、俳優のシルベスタ・スタローンも、自身のFacebookで「ディープシー Ref.116600」の写真を投稿し、大きな反響を呼びました。
このように、著名人が愛用することで、そのモデルの相場が急騰することも珍しくありません。
ディープシーは、時計としての魅力だけでなく、ステータスシンボルとしての価値も高いモデルと言えるでしょう。
まとめ
🌟ディープシーとは、
シードゥエラーのハイエンドモデル
🌟3,900mの防水性能を誇る、
ロレックス随一のダイバーズウォッチ
🌟付属品(特に保証書)を揃える事が
買取額アップの秘訣
🌟高価買取を狙うなら、
信頼できる買取専門業者を利用する
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ご自宅に眠っているロレックスがあれば、無料査定だけでも可能ですので是非ご利用ください。
■買取実績:【ロレックス 126660 ディープシー Dブルー】お買取りしました!諭吉 イオンタウン諫早西部台店
ディープシーは、ロレックスの中でも最高峰の技術力が結集された、まさに「キング・オブ・ダイバーズウォッチ」と呼ぶにふさわしいモデルです。
売却を検討されている方は、ぜひ信頼できる買取業者に相談してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!