【捨てないで!】ロレックスのパーツは買取可能?知られざる価値を大解剖!
この記事を書いた人
足立 美桜
まだ3年の査定歴ではありますが、大学では美術史を専攻し、前職では画商にいた経緯もあり、特に絵画と彫刻の査定に長けています。公正で確かな目でお客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定しています。
「ロレックスのパーツって買取してもらえるの?」
壊れて動かなくなってしまったロレックスの時計、自宅に眠っていませんか?
高級なロレックスであれば、ベルトや文字盤だけでも買取してもらえるのでは…と期待してしまいますよね!
本記事では、そんな疑問にお答えしながら、ロレックスのパーツが秘める可能性や、買取方法を解説していきます。
是非、最後までご覧ください!
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1.侮るなかれ!ロレックスはパーツだけでも価値がある!
ロレックスは、世界中に多くの愛好家を抱える高級腕時計ブランドです。
その圧倒的なブランド力と、精緻な技術によって生み出される高品質なパーツは、長年にわたり高い評価を受けています。
近年、ロレックスの時計は資産価値としても注目されており、需要が高まり続けています。
それに伴い、修理やメンテナンスに使用されるパーツへの需要も増加傾向にあります。
本章では、ロレックスのパーツに需要がある理由を解説していきます。
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理由①:パーツそのものに需要があるから
ロレックスの時計は、パーツ自体に高い需要があります。
例えば、ロレックスのブレスレットは、体形の変化や好みに合わせてサイズ調整ができるため、サイズアップ用のコマを追加で購入したいという需要が常に存在します。
また、余りゴマを紛失してしまい、買い足したいというケースも少なくありません。
さらに、ブレスレットは時計の中でも特に摩耗しやすいパーツであるため、定期的な交換を希望する人もいます。このように、ロレックスはパーツ単体での需要が一定数見込めるため、買取市場でも価値が認められています。
理由②:新品を買うより安いから
ロレックスのパーツは、正規サービスセンターで購入することもできますが、新品は非常に高額です。
例えば、ステンレス製のブレスレットのコマは1つで1万円以上する場合もあります。
そのため、コストを抑えたいという人の中には、中古パーツを買い求める人も多くいます。
理由③:オリジナルパーツへのこだわり
ロレックスは、モデルの製造から約30年間はパーツを保管しています。
しかし、ヴィンテージロレックスなど30年以上前のモデルになると、交換パーツの生産が終了している場合もあります。
ロレックスの価値は、製造当時のオリジナルパーツが揃っていることが重要視されます。
現行パーツに取り替えてしまうと、たとえ見た目が綺麗になっても価値が下がる傾向にあるためです。
そのため、オリジナルパーツを求めるオーナーは多く、古いモデルのパーツであっても需要があります。
製造が終了したパーツは、市場に出回る数が少ないため、希少価値も高まります。
■関連記事:ヴィンテージロレックスの世界!買取額を左右する4つの要因や人気モデルを解説
ロレックスのパーツ変更を、正規サービスセンター以外で行う際には注意が必要です。
一度でも中古パーツを用いて修理を行うと、ロレックスの正規品としての認定が受けられなくなる可能性があります。
これは、正規オーバーホールを受けられなくなるだけでなく、5年間の国際保証の対象外となることも意味します。
正規のルートで修理を行わなかった場合、時計の価値が大きく損なわれる可能性があることを理解しておく必要があります。
2.ロレックスの主要パーツ4選!特徴や使用用途を徹底解説!
本章では、特に需要の高いロレックスのパーツを4つに絞ってご紹介します。
2-1:ブレスレット
ロレックスのブレスレットには、「オイスターブレスレット」「ジュビリーブレスレット」など、様々な種類が存在します。
それぞれデザインや装着感が異なり、素材もステンレススチール、ゴールド、コンビなど多岐に渡ります。
特に、スポーツモデルに多く採用されている、取り付け幅が20mmのオイスターブレスレットは人気が高く、高値で取引される傾向にあります。
ブレスレットは時計の中でも特に消耗しやすいパーツであるため、定期的なメンテナンスや交換が必要となります。
そのため、パーツだけでも需要が高く、買取市場でも高値で取引されています。
ブレスレットの種類と特徴 | 主な採用モデル |
オイスターブレスレット ・現行ロレックスの定番 ・3連リンクで壊れにくい ・価値が高い | デイトナ サブマリーナ エクスプローラーⅠ・Ⅱ |
ジュビリーブレスレット ・フィットするデザイン ・5連リンクでドレッシーな印象 | デイト ジャスト |
プレジデントブレスレット ・金無垢モデルに多い・バブリーな印象 ・大統領に贈られたことが 名前の由来 | デイデイト |
パールマスターブレスレット ・パールマスター専用ブレス ・マットな仕上がり ・ゴージャスな印象 | パールマスター |
リベットブレスレット ・ステンレス素材 ・1950年~70年に製造 ・現行は廃盤 | エアキング |
2-2:ベルトのコマ
ベルトのコマは、ロレックスのブレスレットを構成する一つ一つのパーツを指します。
コマは、ブレスレットのサイズ調整に欠かせないパーツであり、紛失や破損した場合には交換が必要となります。ロレックスのベルトのコマは、ゴールドやプラチナ、ステンレススチールなど、高価な素材で作られているため、たった1コマでも価値があります。
2-3:文字盤
文字盤は、ロレックスの顔とも言える重要なパーツです。
ロレックスは、2021年5月に「5年間の保証期間内は文字盤を交換できない」という規約を発表しました。
これは、転売を防止する目的といわれています。
しかし、保証期間が過ぎた後や、中古で購入した場合は、文字盤を交換して自由に楽しむことができます。
文字盤だけを換えて気分転換するオーナーも多く見受けられるため、文字盤単体の需要も高まっています。
特に、18Kゴールドやダイヤモンドがあしらわれた豪華な文字盤は、高値で取引される傾向にあります。
2-4:その他、防風やリューズなど
風防は、文字盤を保護するガラス製のカバーです。
ロレックスの風防には、サファイアクリスタルガラスやプレキシガラスなどが使用されています。
リューズは、時刻調整や日付変更を行う際に使用するパーツです。
チューブは、リューズとケースを繋ぐパーツであり、防水性を高める役割を担っています。
これらのパーツも使用頻度が高く、劣化や破損しやすい為、単体での需要が高いです。
3.ロレックスのパーツを買取してもらう2つの方法!
最後に、ロレックスのパーツを実際に買取してもらう方法をご紹介します。
不要なパーツの処分にお困りの方は、是非参考にしてください!
3-1:フリマアプリやネットオークション
フリマアプリやネットオークションは、手軽にロレックスのパーツを売買できる便利な方法です。
インターネット環境さえあれば、場所を選ばず誰でも簡単に利用できます。
実際に、メルカリやYahoo!オークションなどでは、ロレックスのパーツ単体が数多く出品・購入されています。
しかし、個人間取引となるため、トラブルのリスクも伴います。
返品を巡ってトラブルになったり、入金が遅れたり、そもそも買い手がつかないケースも少なくありません。
また、適切な価格設定や商品説明を行う必要があるため、ある程度の知識や経験も求められます。
スムーズな取引のためにも、事前に相場や取引ルールをよく確認しておくことが重要です。
3-2:買取専門店
ロレックスなどの高級ブランド時計の買取を専門に行っている買取専門店は、安心安全な取引が魅力です。
専門知識を持ったスタッフが査定を行うため、適正価格での売却が期待できます。
しかし、時計のパーツ単体を買い取ってくれる業者は限られています。
事前に問い合わせて確認することをおすすめします。
近年では、LINE査定など、より手軽に査定を依頼できるサービスを提供している業者も増えています。
スピーディーな回答が得られるので、気軽に利用してみると良いでしょう。
まとめ
🌟ロレックスはパーツのみでも
買取してもらえる可能性を秘めている!
🌟特にブレスレットや
替えゴマは需要が高い
🌟専門の買取業者を利用する際には、
買取可能か事前に確認しよう!
いかがでしたでしょうか?
高級時計であるロレックは、時計本体だけでなく、パーツ単体にも価値や需要があることが理解いただけたかと思います。
もし、不要なロレックスのパーツをお持ちであれば、捨てる前に一度買取を検討してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!