投稿日: 2025年8月6日

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足立 美桜
「チューダーのGMTモデルのリセールバリュー(買取率)が気になる…」
「いつかはロレックスのGMTマスターを手に入れたい!」
そんな熱い想いを抱きながらも、現実的な予算と将来性を見据えてチューダーのGMTモデルに注目している方…実は多いんです!
どうせならリセールバリューの高いモデルを選んで、将来のロレックス購入資金に繋げたいですよね。
このコラムでは、あなたが購入を検討している、チューダーのGMTモデルが、果たしてどれほどの資産価値を持つのか、そして将来的に高く売却するために、購入後から意識すべき4つのポイントを、プロの視点からじっくり解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたの賢い時計選びに役立ててください!
■関連記事:チューダーの魅力を徹底解剖!主要コレクションの買取相場7選&業者を見極める方法!
目次
1.チューダーのGMTモデルは高く売れる?気になるリセールバリュー
高級時計を選ぶ際、デザインや機能性はもちろんですが、「もし将来手放すことになったら、いくらで売れるんだろう?」というリセールバリューも重要な判断基準の一つですよね。
結論からお伝えすると、チューダーのリセールバリューは、一般的に60~80%と非常に安定しており、決して悪くありません。
これは、ロレックスのディフュージョンブランドとして培われた堅実な品質と、普遍的でありながらも個性を放つデザインが高く評価されているためです。
そのため、中古市場でも常に一定の需要があり、買取価格も安定しているんですよ。
中でも、あなたが購入を検討しているGMTモデルは、人気コレクションの「ブラックベイ」に属しているため、その知名度は抜群です。
■関連記事:【チューダー】ブラックベイ 主要モデルの最新買取相場&高く売るための5つの秘訣!
最近では、チューダー独自の技術力を結集した自社製ムーブメントを搭載したモデルが急速に増えています。
これにより、「ロレックスの廉価版」というかつてのイメージから完全に脱却し、独立した高級時計ブランドとしてのステータスと知名度を向上させています。
そういった意味では、将来的な資産価値にも良い影響を与える可能性があります。
2.【チューダー】ブラックベイ GMTの最新相場&買取率をチェック!
では具体的に、チューダー ブラックベイ GMTの人気モデルが、今現在どれくらいの相場で取引され、どれくらいの買取率が期待できるのかを見ていきましょう。
2-1:ブラックベイ GMT M79830RB-0001
■画像引用:TUDOR
【定価】665,500円
【買取相場】~400,000円前後
【買取率】60.1%
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
2018年に発表された「ブラックベイ GMT」の初代モデルであるこの時計は、青と赤のツートンカラーベゼルが最大の特徴で、通称「ペプシカラー」として時計愛好家の間で絶大な人気を誇ります。
このカラーリングはロレックスのGMTマスターを彷彿とさせ、多くのファンを魅了してきました。
ヴィンテージ感あふれるドーム型サファイアクリスタル風防や、特徴的な「スノーフレーク針」など、ブラックベイコレクションのアイコニックなデザイン要素が随所に盛り込まれています。
心臓部には、約70時間のパワーリザーブと高い精度を誇る自社製ムーブメント「MT5652」が搭載されており、COSC認定のクロノメーターとして、その機能性は折り紙付きです。
買取市場では、非常に高い評価を受けている定番中の定番モデルとして位置づけられています。
現行モデルでありながら品薄感が続くこともあり、買取価格は非常に安定しており、良い状態であれば高価買取が期待できます。
初めてのチューダーGMTとして選ばれることが多く、将来的なリセールバリューを重視する方には特におすすめできるモデルと言えるでしょう。
2-2:ブラックベイ GMT S&G M79833MN-0001
■画像引用:TUDOR
【定価】952,600円
【買取相場】~400,000円前後
【買取率】41.9%
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
2022年に発表されたこのモデルは、通称「ルートビア」と呼ばれるブラックとブラウンのツートンカラーベゼルが特徴です。
ステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせたコンビモデル(S&GはSteel & Goldの略)であり、より一層ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。
「ペプシ」とは異なる落ち着いた色合いでありながら、個性と高級感を兼ね備えているため、ビジネスシーンでも一目置かれる存在となることは間違いありません。
こちらも自社製ムーブメント「MT5652」を搭載しており、機能性に関しても妥協はありません。
買取市場においては、「ペプシ」に次ぐ人気を誇るコンビモデルとして高い評価を受けています。
ゴールド素材が加わるため、新品価格もステンレスモデルより高価ですが、それに比例して買取価格も高水準で推移する傾向にあります。
「将来的にロレックスのコンビモデルを検討している」という方にとって、この「ルートビア」は非常に良いステップアップとなるでしょう。
2-3:ブラックベイ GMT M79830RB-0012
■画像引用:TUDOR
【定価】618,200円
【買取相場】~280,000円前後
【買取率】45.3%
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
こちらは、上記のM79830RB-0001と同じ「ペプシカラー」のベゼルを持つモデルですが、標準装備されているのがステンレススチールブレスレットではなく、ブルーとレッドのファブリックストラップである点が大きな違いです。
ファブリックストラップは非常に軽量で、腕へのフィット感が良く、カジュアルな装いに最適です。
夏場の汗ばむ季節でも快適に着用でき、日常使いでの活躍の幅が広がります。
ブレスレットモデルに比べて購入価格も抑えられるため、コストを重視しつつも「ペプシカラー」の魅力を楽しみたい方に選ばれています。
ファブリックストラップは消耗品のため、査定時にはその状態が重要になりますが、本体の状態が良好であれば高評価につながります。
もし別売りのステンレススチールブレスレットも合わせて所有していれば、さらに買取価格アップが期待できます。
将来的な売却を考えるなら、購入時にブレスレットの追加購入も視野に入れることをおすすめします。
2-4:ブラックベイ 58 GMT M7939G1A0NRU-0001
■画像引用:TUDOR
【定価】697,400円
【買取相場】~480,000円前後
【買取率】68.8%
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
2024年に発表されたこのモデルは、ブラックベイ 58シリーズ初のGMTモデルとして、時計業界で大きな話題を呼びました。
ケースサイズが39mmと従来のGMTモデルよりもコンパクトになり、より多くの腕にフィットしやすい点が最大の魅力です。
ベゼルカラーはブラックとレッドのツートンで、通称「コーク」と呼ばれ、クラシックかつスポーティーな印象を与えます。
搭載ムーブメントは、コンパクトなケースサイズに合わせて新たに開発された自社製GMTムーブメント「MT5450U」です。
コンパクトになったことで、よりヴィンテージウォッチに近い雰囲気となり、ロレックスの旧型GMTマスターのようなレトロな雰囲気や、控えめなサイズ感を好む方に最適な一本と言えるでしょう。
買取市場では、発表されたばかりの最新モデルであり、非常に注目度が高く、今後の市場動向が特に期待されます。
今後、品薄状態が続けば、一時的に定価を上回るプレミアム価格が付く可能性も十分にあり、リセールバリューという観点では、最も期待値の高いモデルの一つと言えるでしょう。
3.チューダー ブラックベイ GMTの買取額を左右する4つの要素!購入後に気を付ける事
あなたがせっかく手に入れたチューダー ブラックベイ GMT。
どうせなら、将来売却する時に少しでも高く買い取ってもらいたいですよね!
そのためには、購入後のちょっとした心がけが非常に大切になります。
ここでは、買取額を大きく左右する4つの要素と、購入後に気を付けるべきポイントを解説します。
3-1:ブレスレットの種類
ご存じの通り、同じ型番M79830RBであっても、文字盤やブレスレットの種類など、様々なバリエーションが展開されています。
(※これらは後に続く型番の数字で細かく区別されます。)
特にブレスレットは、ファブリックストラップやレザーストラップ、そしてスチール製など種類が豊富ですよね。
一般的に、スチール製のブレスレットは元値も高いため、買取額も上がる傾向にあります。
一方、ファブリックストラップやレザーストラップは、素材の特性上、使用による劣化が表れやすいので、取り扱いには注意が必要です。
汗をかいたり、水で濡れた場合はすぐに柔らかい布で拭きとり、風通しの良い場所で陰干しするなど、日頃からのお手入れが非常に効果的です。
必要に応じて専用のクリームを塗るなど、素材に合わせたケアを心がけましょう。
3-2:時計の状態
中古時計の買取において、時計本体の状態は買取額に直結する最も重要な要素です。
- 風防の傷やカケ
- ケースやブレスレットの打痕や擦り傷
- 文字盤の焼けやシミ
- 針の腐食
などが主に査定の対象となります。
普段から優しく扱うことはもちろんですが、定期的なオーバーホールも非常に重要です。
時計は精密機械ですから、長期間使用していると内部の油が劣化したり、部品が摩耗したりします。
定期的にメンテナンスを施すことで、時計の性能を維持し、結果的に良い状態をキープできるわけです。
一般的に、機械式時計は3~5年ごとのオーバーホールが推奨されています。
将来の買取を考えるなら、メンテナンス記録もしっかり残しておくとさらに良いでしょう。
■関連サイト:チューダーウォッチの修理&アフターセールスサービス
3-3:付属品の有無
「まさかこんなものが?」と思うかもしれませんが、箱や保証書、取扱説明書、そしてサイズ調整時に外したブレスレットの余りコマなどの付属品が揃っているかどうかでも、査定額は大きく変わります。
中でも保証書(ギャランティカード)は、その時計がチューダーの正規品であること、そして購入時期などを証明する非常に大切な書類です。
これがあるかないかで、数万円単位で査定額が変わることも少なくありません。
購入後は、これらの細かい付属品も捨てずに、まとめて大切に保管しておくことを強くお勧めします!
3-4:純正部品であること
時計の買取において、「オリジナルの状態であること」は査定額に非常に大きく影響を与えます。
例えば、個性を出そうとアフターダイヤなどのカスタムを施したり、正規店以外でオーバーホールを実施したりすると、査定額が大幅に下がることがあります。
最悪の場合、「買取不可」となってしまうケースも実際に存在するんですよ。
あなたが手に入れるチューダー GMTの資産価値を最大限に維持するのであれば、無闇にカスタマイズを施したり、安いからといって正規店以外でオーバーホールを実施することは、絶対に避けるべきです!
オリジナル性を保つことが、将来の高価買取への一番の近道だと覚えておいてください。
まとめ
チューダーの「ブラックベイ GMT」は、どのモデルを選んでも、その優れた機能性、デザイン、そしてチューダーというブランドの信頼性から、高い満足感を得られることは間違いありません。
そして、今回ご紹介した各モデルは、いずれも買取市場で高い評価を受けており、将来的なリセールバリューも十分に期待できます。
- 定番人気で安心感重視なら…「ペプシ」
- ラグジュアリー感と個性…「ルートビア」
- コンパクトなサイズ感…「ブラックベイ 58 GMT」
その価値を最大限に引き出すためには、購入後のブレスレットのケア、時計本体の状態維持、付属品の適切な保管、そして何よりもオリジナル性を保つことが大切です。
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