眠っている輝きに価値を!18金ダイヤの指輪|買取額UPの4つのコツ
この記事を書いた人
足立 美桜
まだ3年の査定歴ではありますが、大学では美術史を専攻し、前職では画商にいた経緯もあり、特に絵画と彫刻の査定に長けています。公正で確かな目でお客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定しています。
「18金のダイヤモンドの指輪、今ってどれくらいで買取してもらえるの?」
結婚指輪やプレゼントでもらったきり、タンスの奥で眠っている18金のダイヤモンドリングはありませんか?
「デザインが古いし…。」「昔買った時は安かったし…。」と諦めるのは勿体ない!
金の価値は現在高騰しており、過去最高額を更新し続けています。
20年前、数万円で買った18金の指輪が、倍以上の価格になることも珍しくはありません。
また、ダイヤモンドの価値も、デザインや流行に左右されにくく、高価買取が期待できます。
本記事では、18金のダイヤモンド指輪の最新の買取相場や、高価買取を狙うコツをまとめました。
不要になった指輪を高く売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
■関連記事:【貴金属買取の基礎知識】高価買取のコツと買取業者の選び方を徹底解説
■関連記事:18金買取がアツイ!相場高騰の理由と高価買取を狙う3つの方法
1.【18金】ダイヤの指輪の買取額が決まる3つの要因
18金のダイヤの指輪の買取価格は、以下の3つの要素で決まります。
それぞれ詳しく解説していきます。
1-1:18金部分の価値
18金(K18)とは、金の純度が75%の合金です。
残りの25%には、銀や銅などの他の金属が含まれています。
当然ながら、金の純度が高くなるほど、買取価格も高くなります。
18金は、日々変動する金相場を元に、買取価格が決定します。
◆重さと買取相場で買取額をシュミレーション
例えば、2024年10月23日の18金の1gの買取価格は10,813円でした。
金属部分の重さが5gの18金指輪を売却すると、5g×10,813円/g=54,065円の買取価格になります。
『買取価格=1gあたりの買取価格×18金部分の重さ』
このように、18金部分の価値は、重さとその日の金相場によって変動します。
1-2:ダイヤモンドの価値
ダイヤモンドの価値は、国際的に定められた「4C」と呼ばれる基準で評価されます。
◆Carat(カラット)=重さ
1カラットは0.2gで、カラット数が大きいほど希少性が高くなり、価値も上がります。
査定額を計算する時は、ダイヤの重さを差し引くと、より正確な価値がわかります。
◆Color(カラー)=色
ダイヤモンドは無色透明なものほど価値が高く、黄色みや褐色みを帯びているほど価値は下がります。
評価は、Dカラーを最高ランクとして、Zカラーに向かって段階的に下がっていきます。
◆Clarity(クラリティ)=透明度
ダイヤモンドの内部に含まれる傷や不純物の数や大きさ、位置などによって透明度を評価します。
FL(フローレス)を最高ランクとして、I3に向かって段階的に下がっていきます。
◆Cut(カット)=研磨
ダイヤモンドの輝きは、カットの良し悪しによって大きく左右されます。
カットの評価は、Excellent(エクセレント)を最高ランクとして、Poor(プアー)に向かって段階的に下がっていきます。
4Cの各項目のランクが高いダイヤモンドほど、希少性や美しさに優れ、価値があるとされています。
4Cは天然ダイヤモンドに付属する鑑定書(グレーディングレポート)で確認できます。
■画像引用:レハイム京都店
※注)一般的なカット=ラウンドブリリアンカットの場合のカラット数となります。
1-3:ブランド力
カルティエやティファニーなどのブランドジュエリーは、資産価値が下がりにくいため、高価買取が期待できます。
特に、世界的に人気のあるハイブランドジュエリーは、中古市場でも需要が高く、高額査定に繋がります。
ブランドジュエリーを売却する際は、購入時の鑑定書や保証書、箱などの付属品を揃えておくと、査定額がアップする可能性があります。
また、商品の状態が良いことも、高価買取のポイントです。
2.18金の指輪にメレダイヤが多い理由
18金の指輪には、「メレダイヤ」と呼ばれる小粒のダイヤモンドがあしらわれているデザインが多く見られます。
なぜ、18金の指輪にメレダイヤが多く使われているのでしょうか?
本章では、メレダイヤの特徴や、ダイヤモンドとしての価値を解説していきます。
2-1:メレダイヤとは?
メレダイヤとは、明確な規定はないものの、日本ジュエリー協会発行のジュエリー用語辞典では0.1カラット以下の小粒ダイヤモンドと定義されています。
「メレ(Melee)」とは、フランス語で「小粒石」を意味します。
指輪やネックレスなどのジュエリーで、中央にある大粒のダイヤモンドの脇などに添えられる事が多いです。
メインのダイヤモンドを引き立てる脇役的存在ですが、配列や数、デザインによって18金指輪の印象を変えることができます。
2-2:メレダイヤが人気の理由
メレダイヤは、メインストーンを引き立てる脇役として、あるいは18金の指輪全体を彩る主役として、多彩な表情を見せてくれます。
例えば、メインストーンの周りをメレダイヤで囲んだパヴェリングや、リング全体にメレダイヤを敷き詰めたエタニティリングは、結婚指輪の定番として人気です。
また、ミステリーセッティングと呼ばれる、爪を隠して石を敷き詰める技法にも、メレダイヤが多く使われます。
メレダイヤは、単体では華奢に見えても、その輝きは想像以上。
ジュエリーに特別な煌めきを与え、デザインの可能性を広げてくれる魅力的な存在です。
2-3:メレダイヤの評価
残念ながら、多くの買取業者でメレダイヤは査定額がつかないのが現状です。
かつて「屑ダイヤ」とも呼ばれ、価値がないとみなされてきた歴史があるためです。
大きめのメレダイヤであれば、数千円の査定額がつくこともありますが、鑑定書がないため、重さ(カラット)だけで判断されることがほとんどです。
メレダイヤは、たとえ小さいとしても、ジュエリーに輝きを与える大切な存在です。
しかし、買取市場ではその価値が正当に評価されない場合もあることを、心に留めておきましょう。
3.18金のダイヤ付き指輪の買取額を上げる4つの方法
愛用してきたダイヤモンドの18金指輪、不用品とはいえ、できるだけ高く買取してほしいですよね!
買取額アップを目指すには、以下の4項目を意識してみましょう。
3-1:買取実績が豊富な業者を選ぶ
18金のダイヤモンド指輪を安心して売却するには、信頼できる買取業者選びが重要です。
信頼性の高い業者の特徴の一つに、豊富な買取実績が挙げられます。
多くの業者は、公式ウェブサイトで買取実績を公開しています。
サイトをチェックして、貴金属や宝石類の買取実績が多い業者を選ぶようにしましょう。
実績が多いということは、それだけ多くの顧客から信頼を得ている証拠です。
ウェブサイトの情報だけでなく、口コミなども参考にしながら、信頼できる業者を見つけ、安心して査定を依頼しましょう。
3-2:18金相場の高いタイミングを狙う
1章で解説した通り、18金の買取相場は常に変動しています。
18金リングの売り時とは、ずばり「買取相場が高い時」です。
買取相場は、新聞やテレビの経済ニュース、金融機関のウェブサイト、貴金属専門の情報サイト、買取業者の公式サイトなどから確認することができます。
上記のサイトでは、分かりやすいグラフなどで、1gあたりの価格や過去の価格推移を確認できます。
本記事執筆中の2024年10月23日現在、金の買取額は毎日のように過去最高額を更新し続けています。
まさにこういったタイミングが18金の売り時と言えるでしょう!
事前に相場をチェックしておくことで、買取価格が妥当かどうかも判断することができます。
適正な価格で金を売却するためにも、相場を事前に確認しておくことが重要です。
3-3:必ず相見積もりをする
同じ18金のダイヤモンドリングでも、買取業者によって査定額が異なるのは、鑑定士の専門や査定基準に違いがあるからです。
少しでも高く売りたいなら、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」が重要です。
業者ごとの査定額の違いが明確になり、最高値を提示してくれる業者を見極められます。
手間を惜しまず複数の業者を比較検討することで、より高額な売却を実現できるでしょう。
3-4:ダイヤモンドの鑑定書の有無
前述した通り、ダイヤモンドの価値は「4C」で決まります。
熟練の鑑定士は、鑑定書がなくてもダイヤモンドそのものの価値を見極められますが、専門知識のない業者は4Cを正確に評価できません。
そのため、鑑定書がないダイヤモンドを「安く買い叩く」ことで、リスクを回避しようとする傾向があります。
宝石専門の買取業者に査定を依頼するのが理想ですが、近くにない場合は、鑑定書の有無が買取価格に大きく影響する可能性があることを覚えておきましょう。
Q:名前や日付の刻印があっても大丈夫?
結婚指輪やプレゼントには、イニシャルや記念日などが刻まれていることも多いと思います。
結論から申し上げると、18金の指輪は、刻印が入っていても問題なく買取してもらえます!
金は溶かして再利用できるため、刻印の有無は買取に影響しません。
たとえ歪みやダイヤの欠損があっても、その日の金相場に基づいた価格で査定してもらえます。
買取業者は、再販を前提とする場合もあれば、リサイクルを前提とする場合もあります。
いずれの場合も、刻印は専門業者によって綺麗に消すことが可能です。
安心して18金の指輪を売却しましょう。
■関連記事:壊れた貴金属、諦めないで!買取の仕組みと業者選びの4つのコツ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、18金のダイヤモンド指輪の買取相場や買取価格を上げるコツについて解説しました。
不要になった18金リングを売却するなら、金相場が高騰している今がチャンスです!
この記事を参考に、信頼できる買取業者を選んで、高価買取を目指しましょう。
買取実績が豊富で、貴金属やダイヤモンドの専門知識が深い業者を選ぶことが、高価買取の秘訣です。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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