春日本店
｢定年退職を機に、ネクタイピンを売りたいけど、18金だと高く買取してもらえるのかな？｣
18金製のネクタイピンは、高級感と上品さを兼ね備えた大人の男性にぴったりのアクセサリーです。
長年愛用してきた18金ネクタイピン、タンスの奥で眠っていませんか？
実は、金は普遍的な価値を持つ資産として、買取市場でも常に高い需要があります。
また、近年の金相場の上昇に伴い、18金ネクタイピンの買取価格も高騰しています。
若い頃にお手頃な価格で購入したネクタイピンが、もしかしたら、想像以上の価格で売却できるかもしれません。
本記事では、現役査定員の筆者が、18金ネクタイピンの買取相場から高く売るコツまで徹底解説いたします！
最後にはメッキ製品との見分け方もご紹介するので、査定前に是非ご覧ください。
■関連記事：【貴金属買取の基礎知識】高価買取のコツと買取業者の選び方を徹底解説
■関連記事：18金買取がアツイ！相場高騰の理由と高価買取を狙う3つの方法
目次
18金ネクタイピンの買取額は、その重さに大きく影響されます。
金はグラム単位で価格が決まるため、当然ながら重いものほど高値が付く傾向にあります。
本章では、ネクタイピンのタイプ別の重さや買取額を予想してみました。
お手元のネクタイピンがどのくらいで買取してもられるのか…是非、参考にしてください！
18金は、金の含有率が75％の合金で、残りの25％には銀や銅などが含まれています。
純金よりも強度が増し、美しい輝きを保つことからアクセサリーとしての利用に適した素材と言えます。
金の配合率が高いため、錆や変色にも強く、長期間美しい状態を保つことができます。
ネクタイピンは、使用時に挟む力が加わるため、耐久性の高い18金が素材として選ばれることが多いです。
18金の買取相場は、世界経済や為替レートの影響を常に受けて日々変動しています。
つまり、全く同じ純度･重さのネクタイピンであっても、売却するタイミングによって買取価格が変わるのです。
少しでも高く売却したいと考えるなら、日々の金相場をチェックすることが重要です。
最新の金相場は、新聞やテレビの経済ニュース、金融機関のウェブサイト、貴金属専門の情報サイト、買取業者の公式サイトなどから確認できます。
上記のサイトでは、分かりやすいグラフなどで、1gあたりの価格や過去の価格推移を確認できます。
こまめにチェックして、相場の動きを把握しましょう。
ネクタイピンは、その構造や留め具によっていくつかの種類に分けられます。
また、種類によって重さにも幅が生まれます。
ここではそれぞれのタイプの特徴をご紹介します！
◆タイクリップ(ワニ口式)
現在主流のネクタイピン。
ネクタイの大剣と小剣を挟んで固定する、シンプルかつ簡単な使用感が魅力です。
ネクタイピン初心者でも安心して使えることから、広く普及しています。
しかし、長期間の使用によりバネの力が弱まり、ネクタイをしっかりと挟めなくなる点がデメリットとして挙げられます。
■画像引用：かざり屋
◆クリップ式(タイバー)
バネの代わりにクリップを用いることで、シンプルですっきりとしたデザインが特徴です。
バネ機構がないため、ミニマルな印象を与え、ビジネスシーンからフォーマルな場まで、TPOを選ばずに使うことができます。
しかし、クリップの力だけでネクタイを留めるため、ワニ口式と比較して固定力が弱く、ネクタイのずれや脱落が起こりやすい点はデメリットと言えるでしょう。
◆タイタック式(タイピン)
ネクタイに直接針を刺して使用する、古典的なスタイルです。
タイタックは、華やかで個性的なデザインが多く、日常使いというよりは、結婚式や披露宴など、特別な日の装いを一層引き立てるアイテムとして人気を集めています。
しかし、使用する度にネクタイに針穴が開いてしまう点は、デメリットとして考慮しなければなりません。
◆チェーン式
その名の通りチェーンを用いてネクタイを固定するアクセサリーです。
チェーンを通したネクタイをシャツのボタンに引っ掛けることで、優雅なドレープが生まれ、華やかな印象を与えます。
タイチェーンとも呼ばれるこのタイプのネクタイピンは、装飾的な要素が強く、結婚式やパーティーなど、華やかなシーンに最適です。
金製のものも多く流通しています。
■画像引用：UTTKAC(さわ)
18金のネクタイピンの買取額は、以下の簡単な計算式で導き出すことができます。
『重さ×18金の買取相場＝買取額』
ネクタイピンのタイプによって、使用されている金の量が異なるため、買取額にも差が出ることがあります。
例えば、一般的なデザインであるタイクリップ式の場合、重さは大体6g前後です。
本記事執筆中の2024年10月18日の18金相場は、1gあたり10,515円なので、買取額は6g×10,515円＝63,090円となります。
一方、タイタック式の場合、小ぶりな物が多いため、重さは1〜3g程度。
クリップ式のタイプより買取額は下がる傾向にあります。
しかし、これはあくまでも｢金｣として買取した場合の価格です。
人気ブランドの物や宝石が付いている場合は、｢製品｣としての価値や｢宝石｣の価値もプラスされます。
正確な価値を知るためには、専門業者での査定をオススメします！
｢壊れたネクタイピンでも、18金なら買取してもらえるの？｣
結論から申し上げると、買取は可能です！
金は、素材の性質上、溶かして再利用することができます。
そのため、買取業者によっては、再販できないような破損のひどいネクタイピンでも、リサイクルすることを前提に買取を行っています。
壊れたネクタイピンを持ち込むのは気が引けるかもしれませんが、諦めずに査定を依頼してみましょう。
その日の相場に応じた適正価格で査定してもらえますよ。
■関連記事：壊れた貴金属、諦めないで！買取の仕組みと業者選びの4つのコツ
前述した通り、18金ネクタイピンの買取価格は、金部分の重さとその日の金相場で決まります。
しかし、希少価値や需要の高いネクタイピンの場合、買取額が更に上乗せされる可能性があります。
本章では、高価買取が狙える18金ネクタイピンの特徴を4つご紹介します！
ブランド品のネクタイピンは、ノーブランド品に比べて高値で取引されるのが一般的です。
特に、ティファニーやディオール、カルティエ、イヴ･サンローランなどのハイブランドのアイテムは、プレミア価格が付くこともあります。
古いデザインの物でも、ヴィンテージブランドとして想像以上のお値段で買取してもらえることも…。
希少価値の高いものは、金相場に左右されることなく高額査定が狙えるので、ブランド品に詳しい買取業者に査定をお願いしてみましょう！
■買取実績：Diorカフス・ネクタイピン・イヤリングお買い取りしました！諭吉長崎イオンタウン長与店
■買取実績：イブサンローラン ネクタイピン･カフスをお買取りしました！
18金ネクタイピンに宝石が付いている場合、宝石の種類や状態によって査定額が大きく変わる可能性があります。
宝石にはそれぞれ独自の価値があり、18金部分の価値にプラスアルファとして加算されるためです。
買取業者の査定士は、宝石の種類や品質、大きさ、輝きなどを厳密に評価し、その価値を査定額に反映します。
そのため、ダイヤモンドやサファイア、エメラルドなど、希少性や品質の高い宝石が使われている場合は、査定額が大きく上がる可能性があります。
宝石が付いている場合は、貴金属だけでなく、宝石の知識も深い買取業者を選びましょう！
特に有名ブランド品の場合、箱や保証書があれば、買取価格はさらに高くなります。
ブランド品であるという真贋の証明になりますし、再販時にプレゼントとしての需要も高まるためです。
査定に出す際には、購入時の付属品をできるだけ揃えましょう。
付属品と同様、再販を目的とした買取の場合は、商品の状態が買取額に大きな影響を与えます。
当然、新品の状態に近い程買取額は上がります。
日頃から丁寧に扱い、保管状態にも気を配ることが大切です。
■査定前に！18金ネクタイピンのお手入れ方法
①ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、しばらくネクタイピンを浸けおく
②浮き上がった汚れを柔らかいブラシで優しく落とす
③柔らかい布で拭いてしっかり乾かす
※宝石が付いている物は洗浄液は厳禁！ジュエリークロスで磨く程度に留めましょう。
■関連記事：18金が変色してても買取OK！原因と対策、簡単なお手入れ方法
ネクタイピンが18金のメッキ製品だった場合、残念ながら買取不可となってしまう可能性が高いです。
金メッキの金の層は非常に薄いため、買取業者にとって金を取り出す手間とコストに見合わないからです。
本物と偽物を見分けるポイントを事前に把握しておきましょう！
金メッキとは、金属の表面に微量の金をコーティングする技術です。
似た言葉に｢金張り｣がありますが、これは0.1ミリ以上の厚みがあり、金メッキよりも金の層が厚い分、価値も高くなります。
金メッキの最大の魅力は、本物よりも安価に、金の輝きと高級感を演出できる点にあります。
また、金はサビや変色に強い金属であるため、製品の美しさを長く保ち、劣化を防ぐ効果も期待できます。
金メッキは、美しさ･耐久性･コストパフォーマンスを兼ね備えた、多くのメリットを持つ表面処理技術と言えるでしょう。
金製品には、金の種類や純度を示す刻印がされている場合があります。
18金の場合｢K18、750、Au750｣や｢ホールマーク｣という刻印が刻まれていれば、本物である可能性が高まります。
(※勿論、純度がごまかされていたり、偽物の可能性もあります。)
同様に、メッキ製品にも専用の刻印が存在します。
■メッキや金張りを示す刻印一覧
GP、GF、GS、GEP、HGE、GR、RGP、M(1M･3M･5M)、1/10、1/20
例えば、18金メッキの場合は、｢18kgp｣｢18K G.P.｣といった刻印が一般的です。
査定に出す前に一度確認してみましょう！
金メッキ製品は、経年変化による変化が起こりやすい特徴があります。
特に、角や圧力が加わる部分は金メッキが剥がれやすく、地金の色が見えてしまうことがあります。
クリップのつまみ部分や、衣服との摩擦が生じやすい部分は要注意です。
もし、これらの部分に金メッキ特有の輝きがなく、地金の色が見えている場合は、金メッキ製品である可能性が高いと言えるでしょう。
前述した通り、基本的に金メッキ製品の買取は難しい場合が多いです。
しかし、中にはヴィンテージ品や希少性の高いデザインのものなど、買取対象となるメッキ製ネクタイピンも存在します。
状態が良いものであれば、諦めずに一度買取業者に相談してみることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか？
本記事では、買取初心者向けに、18金ネクタイピンの買取相場や高額査定のコツ、メッキ製品との見分け方を解説しました。
18金ネクタイピンは、金相場やブランド、状態などによって買取価格が大きく変動します。
高価買取を目指すには、これらの要素を理解し、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。
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18金は加工がしやすく、精巧なデザインが必要なネクタイピンにも多く使われています。
あなたのご家庭にも使わなくなった18金ネクタイピンが眠っているかもしれません！
金相場が高騰している今、ぜひ一度買取を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※12月28日から1月4日まで年末年始休暇をいただいております。
お電話での受付はお休みさせて頂いておりますので、期間中はLINEもしくはフォームでお問い合わせください。
期間中頂きました内容は、1月5日より順次対応させていただきますのでご了承くださいませ。
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