投稿日: 2025年9月11日

この記事を書いた人

足立 美桜
「IWCのビッグ・パイロット・ウォッチをできるだけ高く売りたい!」
「主要モデルの最新の買取相場は?」
長年愛用してきた大切な時計だからこそ、その価値を分かってくれるところで売りたいですよね!
今回は、男のロマンが詰まったIWCのビッグ・パイロット・ウォッチについて、買取専門店で査定士として働く私が、その魅力から賢い売却方法まで、皆さんが気になるポイントを徹底解説します。
是非、最後までご覧ください!
■関連記事:IWC主要コレクションの買取相場をチェック!”最高額”で売却するための5つの方法!
目次
1.IWCのビッグ・パイロット・ウォッチとは?
まずは、ビッグ・パイロット・ウォッチの特徴や魅力、気になる買取市場での評価を解説していきます。
1-1:圧倒的なサイズと視認性
ビッグ・パイロット・ウォッチの最大のアイデンティティは、その名の通り「ビッグ」なケースサイズです。
伝統的な46.2mmに加え、近年では43mm径のモデルも登場し、手首に装着した際の迫力はまさに圧巻です。
このサイズは、コックピットの計器としての役割を果たすため、夜光塗料を施したアラビア数字インデックスや幅広の針など、視認性を最優先した設計になっています。
1-2:独自の歴史とデザイン
この時計のルーツは、1940年にドイツ空軍のパイロット向けに作られた、初代モデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ 52 T.S.C.」に遡ります。
その歴史を継承する大きな円錐形のリューズは、分厚いフライトグローブをはめたままでも操作しやすいように設計された、機能美の象徴です。
この唯一無二のデザインが、多くの時計愛好家を惹きつけてやみません。
1-3:高い実用性と機能性
IWCの自社製ムーブメントを搭載し、多くのモデルで7日間(168時間)ものロングパワーリザーブを実現しています。
これは、週末に時計を外していても、週明けに再び着用する際に時刻合わせが不要という、非常に高い実用性を誇ります。
また、耐磁性のある軟鉄製インナーケースも、航空計器として磁気からムーブメントを守るための重要な機能です。
1-4:気になる買取市場での評価は?
ビッグ・パイロット・ウォッチは、IWCの数あるコレクションの中でも特に高い人気を誇ります。
その圧倒的な存在感や、ブランドの核となるパイロットウォッチとしての歴史的価値が、多くの時計愛好家から評価されているからです。
特に、長年愛されてきたロングセラーモデルや、生産数が少ない限定モデルは、中古市場でも非常に高い需要があり、高値で取引されています。
近年では、43mmといった実用的なサイズのモデルも登場し、新たなファン層を獲得しているため、市場全体が活発です。
■関連記事:IWCのパイロット・ウォッチで高価買取を狙う4つの方法!主要コレクションの最新相場をチェック!
2.IWCのビッグ・パイロット・ウォッチを最高額で売る4つの秘訣!
「せっかく売るなら、少しでも高く買い取ってほしい」と思うのは当然ですよね。
特に、思い出の詰まった時計なら尚更です。
ここでは、IWCのような高級時計で高価買取を狙うための4つのコツをご紹介します。
2-1:大前提!「買取専門店」で売ろう
大事な時計を売るなら、迷わず「買取専門店」を選びましょう。
買取ジャンルが幅広いリサイクルショップなどでは、高級時計の専門知識が乏しいため、相場よりも安く査定されてしまうことがあります。
IWCの買取実績が豊富で、専門的な知識を持った査定士がいる専門店に依頼することが、適正価格で売るための第一歩です。
2-2:購入時の付属品を揃えよう
時計本体はもちろんのこと、箱や保証書(ギャランティカード)、取扱説明書、余りコマといった付属品は、査定額を大きく左右します。
特に保証書は、その時計がIWCの正規品である事の証明になるため、必ず一緒に提出しましょう。
付属品の有無で数万円から数十万円の差が出ることも珍しくありません。
査定前に必ず揃っているかどうか確認しておきましょう!
2-3:査定前にできるだけ綺麗にしよう
査定に出す前に、乾いた柔らかい布でホコリや汚れを優しく拭き取っておきましょう。
ほんの少しの手間ですが、査定士の第一印象も良くなります。
しかし、研磨剤などで無理にキズを消そうとすると、かえって状態を悪化させてしまうことがありますので、注意が必要です。
あくまでもご自身でできる範囲でセルフクリーニングを実施しましょう!
2-4:相見積もりをとろう
複数の買取店に査定を依頼する「相見積もり」は、より高く売るための最も効果的な方法です。
買取業者によって査定基準や在庫状況、販路が異なるため、全く同じモデル・状態の時計であっても査定額は異なります。
手間はかかりますが、いくつかの店舗で査定してもらい、比較検討することをおすすめします。
【Check!】LINE査定に挑戦してみよう!
「相見積もりに回る時間が取れない!」そんな多忙な方にオススメなのがLINE査定というサービスです。
スマートフォンで時計の写真を撮って送るだけで、おおよその査定額を教えてくれます。
店舗へ足を運ぶ手間が省けるので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。
査定を依頼する際は、正確なモデル名と付属品の有無、時計の状態がわかる写真複数枚を用意しましょう。
査定がスムーズに進みますよ!
3.IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の買取相場5選!
3章では、皆さんが1番気になる買取相場をご紹介します。
時計の状態や付属品の有無によって変動はありますが、ご自身の時計がどのくらいになるのか、目安として参考にしてみてください。
3-1:ビッグ・パイロット・ウォッチ IW501001
■画像引用:IWC
【定価】1,941,500円
【買取相場】~650,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
このモデルは、IWCのビッグ・パイロット・ウォッチの中でも最もクラシックで代表的なモデルです。
直径46.2mmという圧倒的なサイズと、7日間ものロングパワーリザーブを誇る自社製ムーブメント「Cal.52110」を搭載しており、IWCの技術力とパイロットウォッチの伝統を象徴する一本です。
漆黒の文字盤と、視認性を追求したアラビア数字インデックス、そして特徴的な円錐形のリューズが、腕元に本物の存在感をもたらします。
中古市場でも常に需要が高く、IWCの王道モデルとして安定した高価買取が期待できます。
3-2:ビッグ・パイロット・ウォッチ・ヘリテージ IW501005
■画像引用:IWC
【買取相場】~700,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
このモデルは、1940年に製造された初代モデルへのオマージュとして誕生したモデルです。
ブロンズ製のケースを採用することで、経年変化(パティーナ)による唯一無二の風合いを楽しむことができます。
初代モデルの雰囲気を現代に蘇らせたデザインは、時計愛好家から高い評価を受けており、ヴィンテージ感を好む層に人気があります。
買取市場においても、その歴史的背景と独特のデザインが評価され、非常に安定した価値を保っています。
3-3:ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー IW503605
■画像引用:IWC
【定価】5,164,500円
【買取相場】店舗に直接お問合せください。
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
IW503605は、IWCが誇る複雑機構の集大成ともいえるモデルです。
永久カレンダー、パワーリザーブ表示、そしてムーンフェイズを搭載しており、ただ大きいだけでなく、その内部には精巧な技術が凝縮されています。
特に、閏年や月の日数を自動的に調整する永久カレンダーは、IWCの卓越した技術力を示すものです。
生産数が限られているため、中古市場に出回ることも少なく、希少性が非常に高いのが特徴です。
そのため、買取市場では特に高額での取引が期待できる、コレクター垂涎のモデルと言えるでしょう。
3-4:ビッグ・パイロット・ウォッチ 43 IW329304
■画像引用:IWC
【定価】1,595,000円
【買取相場】~780,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
IW329304は、従来のビッグ・パイロット・ウォッチのサイズに抵抗があった方々のために、より実用的な43mmサイズとして開発されました。
日付表示やパワーリザーブ表示をなくし、文字盤をよりシンプルにすることで、視認性を高めつつ、クラシックなデザインに回帰しています。
この絶妙なサイズ感と洗練されたデザインは、新たなユーザー層を開拓し、多くの支持を集めています。
発売から日が浅いですが、市場での需要は非常に高く、今後の買取市場でも注目されるモデルです。
3-5:ビッグ・パイロット・ウォッチ “トップガン” IW501901
■画像引用:IWC
【買取相場】~680,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
IW501901は、アメリカ海軍戦闘機兵器学校「トップガン」にインスパイアされたモデルです。
特徴的なのは、ブラックセラミック製のケースで、高い堅牢性と軽量性を両立しています。
マットな質感のブラックは、ミリタリーウォッチとしての雰囲気を強調し、通常モデルとは一線を画したクールな印象を与えます。
旧モデルではありますが、そのタフなデザインと希少性から、特にコアなIWCファンからの人気は根強く、状態が良ければ現在でも高価買取が十分に期待できます。
4.ビッグ・パイロット・ウォッチの売却時によくある質問【FAQ】
最後に、IWCの買取時によくある質問をまとめました。
査定前に是非、ご一読ください。
Q.買取前にオーバーホールはした方が良いの?
A.結論から言うと、基本的にオーバーホールは不要です。
オーバーホールには高額な費用がかかり、その費用分が査定額に上乗せされることは殆どありません。
まずは、そのままの状態で査定に出して、プロのアドバイスを受けましょう。
Q.動かなかったりボロボロでも買取はできる?
A.問題なく買取してもらえるケースが多いです。
IWCのような世界的に有名な高級時計は、例え動かなくなってしまったり、キズや汚れが目立ったりしても、「修理して再販できる」と判断されれば十分買取の可能性はございます。
ヴィンテージ価値が評価されるモデルであれば、思いもよらぬ高額査定となる可能性も秘めているんですよ!
「年式が古いから…。」と諦めずに、一度査定に出してみることをおすすめします。
Q.査定の流れと必要な物を教えて!
A.一般的な店頭買取の流れと必要なものをご案内します。
【査定の流れ】
①来店予約・受付
事前に電話やネット経由で来店予約を入れておくと、当日の査定がスムーズに進みます。
②査定
プロの査定士が時計の状態、付属品、市場相場などを総合的に判断し、査定額を提示します。
③金額の提示・説明
査定額とその根拠について説明があります。
気になる事があれば何でも気軽に聞いてみましょう!
④売却の判断
査定額に納得できれば売却成立。
納得できなければ持ち帰ることも可能です。
⑤本人確認・支払い
売却成立の場合、本人確認書類の提示と必要書類への記入後、現金で支払いが行われます。
その日の内に現金化できるのが店頭買取の良いところですね!
【必要な物】
- 売却する時計本体
- 身分証明書
- 購入時の付属品(お持ちであれば全て)
身分証明書は、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、現住所が確認できる公的な証明書が必要です。
まとめ
IWCのビッグ・パイロット・ウォッチは、その圧倒的な存在感と歴史的背景から、中古市場でも非常に高い評価を得ています。
大切な時計を売却される際は、今回ご紹介した
- 買取専門店を選ぶ
- 付属品を揃える
- できるだけ綺麗にする
- 相見積もりをとる
といったポイントを押さえるだけで、査定額に大きな差が出ます。
「自分の時計の価値はいくらだろう?」と気になった方は、ぜひ一度、お気軽に無料査定をご利用ください。
皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております。
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