釣った魚を買取できる店舗は長崎県にある?魚買取事情を徹底解説
この記事を書いた人
柳田 淳一
鑑定士歴15年の大ベテラン。買取諭吉へ入社後、協会基準判定士、JBSジュエリー鑑定士、GIAの資格を取得。
現在は買取専門店諭吉の店長を務める大黒柱的存在。
日本国内に数多く存在するリサイクルショップの中で「本当に信頼できる」「本当に相場以上の買取ができる」ショップを忖度なしで紹介することをモットーに情報発信を行っている。
「魚を買取できる長崎県の店舗はあるかな?」
結論からお話しすると、長崎県には一般人が魚を売却できる店舗や施設はありません。
過去には五島列島で釣った魚を買取するサービスが存在しましたが現在はサービス終了しています。
釣った魚を買取してもらう方法は釣った魚をオークションにて出品できる『Fish Sale』のみです。
本記事では長崎県の魚買取事情に加えて魚を買取してもらう方法について徹底解説します。
是非、最後までお読みください。
※買取専門店諭吉では魚のお買取は承っておりませんのでご注意ください。
1:釣った魚を買取できる場所は長崎県にはない
冒頭でお話ししたとおり、一般人が長崎県に魚を買取してもらう方法はありません。
魚のような鮮度が重視される商品は買取が難しいことが長崎県で買取店舗が展開されていない大きな理由として挙げられます。
一般人が趣味程度で釣った魚は「形が不揃い」「血抜きがされていない」などの弊害があり、買取する側からしても魅力的ではないのです。
2018年に観光客が釣った魚を買取するサービスが五島列島にて展開されていましたが、2024年現在サービス終了しているようです。
五島列島で特産品のネット通販などを手掛ける五島列島上五島SHOP(長崎県新上五島町)は24日から、県外からやって来た観光客らが釣り上げた魚を買い取るサービスを始める。
参照:観光客が釣った魚を出張買い取り-長崎・五島
居酒屋や寿司屋に釣った魚を持ち込み、飲食代を安くしてもらうなどの地域特有の働きかけなどはあるものの、大々的に魚買取を打ち出している店舗はありません。
もちろん漁業組合の人間なら朝一などに展開できる可能性はありますが、一般人が趣味程度で釣った魚は買取が難しいと考えておきましょう。
2:釣った魚を売却できるオークションサイト
そんな中、長崎から魚を買取してもらう方法が唯一あります。
それは釣った魚を出品できる『FishSale』というオークションサイトです。
釣った魚をその場で写真を撮り、出品することができます。
落札された魚は梱包して購入者の元に発送しましょう。
出品手順①:会員登録
FishSaleの利用には会員の登録が必須です。
GoogleまたはFacebookアカウント、または名前とパスワードとお住まいの地域を入力して登録しましょう。
出品手順②:必要情報の入力
魚を出品する場合、売上金を受け取るための口座の設定とクレジットカード・デビットカード情報の登録が必要です。
出品手順③:写真撮影
出品する魚の写真を撮影します。
出品手順④:魚の情報の入力
『出品する』から魚の写真および必要情報を入力します。
出品手順⑤:出品完了
必要情報が入力できたら、ページ下部の出品するボタンを押して出品完了です。
出品者は落札手数料の10%と落札後の出品取り消しを行った場合に4%の取り消し料が発生します。
会社名 | FreshSpeed株式会社 |
代表取締役 | 長辻梧史 |
本社 | 〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目12番8-5F |
設立 | 2017年12月 |
事業内容 | オークションサイトの運営 |
FishSaleで魚を出品してみる
3:【全国版】釣り魚の買取店舗一覧
次に魚買取ができる全国の店舗を紹介します。
魚は鮮度が命です。
そのため新潟県や福井県など、沿岸部に魚を買取できる店舗が多く存在します。
魚買取には血抜きや活締めなどが求められる場合もあるので、詳細は店舗まで問い合わせることをおすすめします。
4:魚買取時の注意点
最後に魚を売却する場合の注意点を解説します。
魚は鮮度が命です。
必ず把握しておきましょう。
4-1:血抜きをする
釣った魚は必ず血抜きしましょう。
血抜きを行うことで、以下の弊害を防止することができます。
血抜きはエラの付け根の上部にナイフを突き刺し、背骨の下にある太い血管を断ち切ることで完了します。
シッポの付け根にある血管も断ち切ると、血が抜けやすくなります。
血抜きは原則、魚が生きているうちにクーラーボックスに入れる前に行いましょう。
4-2:神経締めをする
魚の鮮度を保ったまま持ち帰るためには神経締めも必須です。
神経締めによって脊髄まで破壊することで、死後硬直の時間を先延ばしにすることができるからです。
神経締めはワイヤー状の専用器具を使うことで脊髄の破壊が可能になります。
最近は神経締め用のワイヤーは釣具店でも販売されています。
4-3:氷を入れて保存する
活け締めした魚はクーラーボックスに氷を入れて持ち帰りましょう。
魚の鮮度を保つことができます。
ここで注意点が、魚を冷やしすぎないことです。
長時間塩水に付けておくと、水分が体内に入ることで身が水っぽくなります。
魚に氷水が直に当たらぬようビニール袋に密閉するなどの工夫は必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では長崎県で魚を買取してもらう方法について解説しました。
冒頭でお話ししたとおり、長崎県に一般人が魚を買取できる店舗や業者は存在しませんでした。
唯一の方法として、魚を日本全国どこからでも出品できるオークションサイト『FishSale』があります。
また、長崎県の居酒屋や寿司屋に持ち込むことで買取してもらえる可能性はあるものの、安定的にいつも買取できる訳ではありません。
一般人が釣った魚は血抜きなどの処理がされておらず、買取をするにはあまりに魅力がないのです。
常連客が趣味で釣った魚を持ち込み、その日の飲食代が安くなる程度だと考えておきましょう。
また、オークションサイトや持ち込みなどで魚を売る場合には氷を十分に用意し温度管理は必須です。
魚は鮮度が命です。
本記事を読んで魚買取事情について把握していただければと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。