春日本店
｢入れ歯ってパラジウムとして買取してもらえるのかな？｣
インプラント治療や作り変えで不要になった銀歯付きの入れ歯、皆さんはどうしていますか？
｢もう使わないし、捨てるしかないかな…。｣と思った方、ちょっと待ってください！
実は、銀歯には｢パラジウム｣をはじめとした貴金属が含まれています。
本記事では、入れ歯でも貴金属としての買取が可能なのか、高価買取のコツや売却の際の注意点などを徹底解説いたします。
捨ててしまう前に、是非最後までご覧ください！
■関連記事：【貴金属買取の基礎知識】金やプラチナの最新買取相場と業者の選び方を徹底解説
目次
両親の遺品や、歯科治療で発生した不要な入れ歯。
どのように廃棄すれば良いかもわからないし、売却してちょっとしたお小遣いになるなら嬉しいですよね！
まずは、入れ歯が買取してもらえるのか、理由を含め解説していきます。
■関連記事：パラジウムってどんな金属？用途や相場、買取額を決める5つの要素
実は、銀歯や金歯が使われている入れ歯には、金や銀、パラジウムなどの貴金属が含まれており、業者によっては買取してもらう事が可能です。
銀歯に多く含まれるパラジウムは、自動車の排ガス浄化装置などに使用される希少金属で、金やプラチナと同様に投資の対象ともなっています。
そのため、パラジウムは日々変動する市場価格に応じて買取価格が決定されます。
買取対象となる入れ歯にはいくつか種類があります。
◆インレー
■画像引用：渋谷宮益坂歯科
インレーとは、虫歯治療などで歯の一部を削った後に、その部分に金属を詰めて補う治療法に使われる詰め物のことです。
◆クラウン
■画像引用：厚狭駅前歯科医院
クラウンとは、虫歯治療などで大きく歯を削った場合や、歯の神経を抜いた後に被せる人工歯のことです。
インレーとは異なり、歯全体を覆うようにかぶせる人工の歯です。
◆ブリッジ
■画像引用：スマイルインプラント
ブリッジとは、歯が抜けてしまった部分の両隣の歯を土台にして、橋渡しをするように人工歯を装着する治療法に使われるものです。
◆金属床義歯
■画像引用：日比谷公園前歯科医院 入れ歯専門外来
金属床義歯とは、部分入れ歯の一種で、歯ぐきと接する部分が金属でできている義歯のことです。
これらが銀でできているものであれば、基本的にパラジウムとしての買取が可能です。
｢金パラ｣とは、歯科治療で一般的に使用される金属合金の一種で、正式名称は｢歯科鋳造用12％金銀パラジウム合金｣と言います。
金パラの成分は、JIS規格(日本工業規格)によって金12％以上、パラジウム20％以上と定められており、残りの約68％には銀や銅、インジウムなどが含まれています。
銀歯が付いた入れ歯の場合、この金パラを用いて作られている事が多く、貴金属としての買取が可能です。
一見価値がないように思える使用済みの入れ歯ですが、パラジウムは錆びや劣化に強く、長期間の使用でもその価値が損なわれません。
このため、入れ歯の状態に関わらず、パラジウムを抽出して再利用することが可能なのです。
貴金属買取業者は、回収した入れ歯からパラジウムなどの貴金属を取り出し、精製して再び市場に送り出しています。
つまり、使用済みの入れ歯は、資源として再利用できる、価値あるものと言えるのです。
もしご自宅に使わなくなった入れ歯があれば、捨てずに一度買取を検討してみてはいかがでしょうか？
次章からは、不要になった入れ歯をできるだけ高く売る方法を解説していきます。
使わなくなった入れ歯、せっかくなら少しでも高く買取ってもらいたいですよね。
パラジウムなどの貴金属を売却する際には、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
近年、大手リサイクルショップでも貴金属の買取を行う店舗が増えてきました。
しかし、貴金属に関する専門知識が乏しい場合もあり、適切な査定を受けられない可能性も…。
入れ歯の金属部分には、金やパラジウムなどの貴金属が使われていますが、殆どの場合、素材を示す刻印がありません。
そのため、正確な査定には、貴金属に関する専門知識と、成分分析を行うための鑑定機器が必須となります。
入れ歯を少しでも高く買取してもらうためには、貴金属に関する専門知識が豊富で、適切な査定を行ってくれる業者を選ぶことが重要です。
使用済みの入れ歯を持ち込むことに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
しかし、貴金属買取業者は、日々様々な品物を取り扱っており、使用済みの入れ歯の買取にも慣れています。
安心して依頼しましょう。
入れ歯の買取は、業者によって買取の可否や査定基準が大きく異なります。
そのため、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。
相見積もりを取る際は、少なくとも2～3社の業者に依頼することをおすすめします。
各社の買取価格やサービス内容を比較することで、最も条件の良い業者を見つけましょう！
金やプラチナと同様に、パラジウムも貴金属市場で取引されており、その価格は日々変動しています。
これは、全く同じ入れ歯であっても、売却する日によって買取額が変わることを意味します。
パラジウムの相場は、貴金属買取業者のウェブサイトや、経済ニュースサイトなどで確認することができます。
最新のパラジウムのインゴット価格をネットジャパンで調べてみましょう。
▶本記事執筆時の2024年12月26日のパラジウム価格は1gあたり4,752円です。
こまめに相場をチェックし、売却のタイミングを見計らいましょう。
最後に、入れ歯買取において良くある質問と回答をまとめました。
入れ歯から銀歯を取り外したい場合は、ペンチなどを使用するのが一般的です。
ただし、無理に外そうとすると破損してしまう可能性があるので注意が必要です。
殆どの買取業者では、入れ歯に歯や樹脂が付いたままでも査定が可能です。
分解工具で取り外してくれる業者もあるので、査定前に問い合わせてみましょう！
入れ歯に付いている、歯にかけるバネ部分の事を｢クラスプ｣といいます。
実はこのクラスプ部分にもパラジウムが含まれている事も多いです。
歯の部分に銀歯がなくても、クラスプ部分の買取が可能なので、諦めずに査定を依頼してみましょう！
結論から申し上げると、入れ歯が変形してしまっている場合でも、買取は可能です。
貴金属買取業者は、変形した入れ歯から貴金属を取り出し、精製して再利用するため、変形や破損があっても買取対象となります。
状態が悪くても買取してもらえる可能性は十分にあるので、諦めずに査定に出してみましょう。
｢買取専門店諭吉｣では米国宝石学会認定の｢GIA G.G.｣資格保有者がスタッフを教育し、他店にないトップクラスで信用･安心できる査定をしています。
長崎県に6店舗、福岡県に1店舗、佐賀県に1店舗展開しており、店頭買取は勿論、宅配買取や出張買取での対応も可能です。
また、全国47都道府県、毎月40か所以上の公共施設やスーパー等で催事買取も実施中！
プロの査定士がお客様の目の前で、1点1点丁寧に査定し、その場で即現金化いたします。
ご自宅に眠っている貴金属があれば、無料査定だけでも可能ですので是非ご利用ください。
■買取実績：静岡県伊豆の国市にて歯科用合金を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました！
ぜひこの記事を参考にして、入れ歯の買取を成功させましょう！
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※12月28日から1月4日まで年末年始休暇をいただいております。
お電話での受付はお休みさせて頂いておりますので、期間中はLINEもしくはフォームでお問い合わせください。
期間中頂きました内容は、1月5日より順次対応させていただきますのでご了承くださいませ。
引き続き買取専門店諭吉をどうぞよろしくお願い申し上げます。
当店の専門のスタッフが修理・オーバーホールを行うことで、販売コストを大幅に削減しますので、他店よりも買取価格を高く設定できます。
徹底リサーチにより相場を常に把握しています。また豊富な販売ルートがありますので他店よりも高価買取ができています。
米国宝石学会認定の「GIA G.G.」資格保有者がスタッフを教育し、他店にないトップクラスで信用・安心できる査定をしています。
