春日本店
資産として、あるいは大切な思い出の品として、大切に保管されてきた金貨。
その輝きは、時を経ても色褪せることはありません。
金貨は、金の価格変動や希少性によって、その価値を大きく左右します。
そのため、いざ売却しようと思っても、『今の相場ではどれくらいの価値になるのか？』『少しでも高く売るためにはどうすれば良いのか？』など、様々な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
本記事では、そんな疑問を解消すべく純金の金貨買取に関するあらゆる情報を徹底解説致します。
ぜひ、この記事を最後までお読みいただき、金貨買取を成功させましょう！
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資産価値が高く、世界中で取引されている金には地金や金貨など様々な種類があります。
中でも、純金の金貨はその美しさや資産価値の高さ、そして歴史的価値から金投資の初心者からベテランまで、多くの人を魅了してやみません。
本記事では、純金の金貨とは何かを分かりやすく解説していきます。
◎定義と特徴
純金の金貨とは、ほかの金属を一切含まない、その名の通り純度99.99％以上の金で作られた金貨のことを言い、「K24」や「999.9」などの刻印が、純金の証です。
資産価値の高さから、古代から世界中で通貨や資産として扱われてきました。
金貨の魅力は、その美しさだけでなく国際的な価値の安定性、換金のしやすさ、持ち運びや保管の容易さなど、多くの利点を持つ点にあります。
また、投資対象、コレクション、贈答品など、様々な目的で購入されるのも特徴です。
一口に「純金の金貨」と言っても、その種類は実に多岐に渡ります。
発行国、製造年、デザイン、重さなど、様々な要素によって分類され、それぞれ異なる価値や希少性を持ちます。
これらの種類別の細かい内容に関しましては、3章で詳しく解説致しますので、ぜひお読みください。
金貨の価値は一体どのように決まるのでしょうか？
発行された時代や背景、希少性など、様々な要素が複雑に絡み合い、一点一点異なる価値を生み出しています。
本記事では、金貨の価値を左右する3つの重要な要素を、初心者にも分かりやすく解説します。
金貨の価値は、まず金の純度によって大きく左右され、純度が高いほど、価値も高くなる傾向があります。
純金は「K24」と表記され、99.99％以上の純度を誇ります。
金は、非常に密度が高い金属として知られています。
金の重さを表す単位としてよく使われるのは、グラム(g)やオンス(oz)です。
1グラム (g) の金：一円玉と同じ重さです。
純金1オンス (oz) の金：約31.1グラムに相当します。金塊や、地金取引などでよく使われる単位です。
金の価値は重量にも比例するため、金貨の価値は重量が重いほど高くなる傾向にあります。
金貨のデザインは、ただ美しいだけでなく、発行された国や時代を反映した、奥深い歴史が象徴されているものもあります。
大きく分けて、以下の3つの要素があります。
肖像は、その国の権威や歴史、思想を象徴するだけでなく、金貨の価値を保証する役割も担っています。
例えば、ブルタニア金貨、ウィーン金貨フィルハーモニーなどがあります。
国や地域を表す紋章も、金貨のデザインによく用いられます。
例えば、メープルリーフ金貨、パンダ金貨、カンガルー金貨などがあります。
年号は、その金貨がいつ発行されたのかを示すだけでなく、歴史的な価値を判断する上でも重要な要素となります。
金貨のデザインは美しさだけでなく、歴史や文化・政治・経済など、様々な側面を映し出す鏡とも言えます。
金貨を手に取ってじっくりと眺めてみると、新たな発見があるかもしれません。
金相場の上昇に伴い、金貨の買取相場も高騰中！
眠っている金貨を査定に出すなら、まさに今が絶好のチャンスです。
本記事では、純金金貨の買取相場を種類別にご紹介します。
金貨の情報に関しても徹底解説いたしますので、ぜひお読みください。
24金の金貨は、金貨の重量が純金含有量と一致します。
まず初めに、金貨のサイズ別の重量をご紹介いたします。
| サイズ | 重量 |
| 1オンス金貨 | 31.1ｇ |
| 1/2オンス金貨 | 15.5ｇ |
| 1/4オンス金貨 | 7.7ｇ |
| 1/5オンス金貨 | 6.2ｇ |
| 1/10オンス金貨 | 3.1ｇ |
| 1/20オンス金貨 | 1.5ｇ |
| 1/25オンス金貨 | 1.2ｇ |
本日の金買取相場と2000年以降の金の買取相場の推移を、下の表にてご紹介致します！
本日の純金買取相場は13,842円です。
金買取相場は2000年以降、年々右肩上がりに高騰が続いています。
今後も高騰が続いていくとは言えず、金利の上昇や株価の上昇、ドル高の影響などで金の価値が下がる恐れもありますので、このチャンスを逃さないようにしましょう。
まずは、日本で発行された主な純金金貨を3つご紹介を致します。
皇太子殿下御成婚記念金貨（5万円）は、1993年（平成5年）に皇太子徳仁殿下と雅子様のご成婚を記念して発行された純金製の金貨です。
この金貨は、日本造幣局によって発行され、額面は5万円です。
表面には瑞鳥の鶴2羽と波、裏面には菊花紋章と皇太子殿下のお印である梓がデザインされています。
この金貨は、発行枚数が200万枚で、そのうち10万枚はプルーフ金貨として発行されました。
現在の市場価値は、需要により変動しますが、額面以上の価値があるとされています。
※プルーフ金貨とは：通常の金貨とは鏡面仕上げで作られた、鑑賞用の金貨のこと。
買取相場：～242,000円（2024.10.7時点）
| 発行国 | 日本 |
| 質量 | 18ｇ |
| 材質 | 金 |
天皇陛下在位60周年記念金貨（10万円）は、昭和天皇の在位60年を記念して1986年（昭和61年）に発行されました。
この金貨は、日本で初めて発行された記念金貨であり、純金（24金）で作られています。
表面には鳳凰、裏面には菊の御紋が刻まれています。
発行枚数は約1000万枚（プルーフ金貨を含む）で、当時の金相場に基づいて額面価格の10万円以上の価値があることが多く、コレクター等からの需要があるとさらに高い買取価格が期待できます。
また、プルーフ加工されたバージョンも存在し、こちらは通常のものよりも高額で取引されることが多いです。
この金貨には、発行年銘が昭和61年のものと昭和62年の2種類があります。
・昭和61年：発行枚数1000万枚
・昭和62年：発行枚数100万枚
買取相場：～269,000円（2024.10.7時点）
| 発行国 | 日本 |
| 質量 | 20ｇ |
| 材質 | 金 |
天皇陛下御即位記念10万円金貨は、1990年（平成2年）に上皇陛下（明仁天皇）の即位を記念して発行された純金の記念硬貨です。
この金貨は、表面に鳳凰と瑞雲、裏面に菊の御紋と桐と唐草がデザインされています。
発行枚数は200万枚で、そのうちの10万枚は、500円白銅貨とのセットとして販売されました。
現在の買取価格は需要によりますが、一般的には額面の10万円を超える価値がついています。
買取相場：～403,000円
| 発行国 | 日本 |
| 重さ | 30ｇ |
| 材質 | 金 |
外国の純金金貨の買取相場は、通常、その日の金価格相場×重さ(g)で計算できます。
例えば、2024.10.7の純金の買取相場は13,842円です。
お手持ちの金貨が1オンス（31.1ｇ）と仮定すると、
13,842(円)×31.1(g)＝430,486円となります。（プレミア商品除く）
ご自分がお持ちの金貨で、買取相場を計算してみて下さいね。
では、外国で発行された主な純金金貨をご紹介していきます。
メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が発行する純金製の地金型金貨です。
表面にはカナダを象徴するカエデの葉が描かれ、裏面にはエリザベス2世の肖像が彫られていますが、今後はチャールズ3世の肖像に変更される予定です。
サイズは、主に1ンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/20オンスの4種類が流通しています。
| 発行国 | カナダ |
| 重さ | 31.1ｇ（1オンス） |
| 材質 | 金 |
ウィーン金貨ハーモニーは、オーストリア造幣局が発行する純金製の地金型金貨で、純金で作られています。
表面にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会場「楽友協会」のパイプオルガンが描かれ、裏面にはウィーンホルン、ハープ、ビオラ、バイオリン、ファゴットなどの管弦楽器がレリーフされています。
サイズは、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類があります。
ウィーン金貨はその美しさと信頼性から、資産保全や投資の手段として多くの人に選ばれ、投資としても人気があります。
| 発行国 | オーストリア |
| 重さ | 31.1ｇ（1オンス） |
| 材質 | 金 |
ブリタニア金貨は、イギリスの王立造幣局（ロイヤルミント）が発行する投資用金貨です。
1987年から毎年発行されており、イギリスを象徴する金貨として知られています。
表面にはエリザベス女王、裏面には女神ブリタニアが描かれていますが、発行年度によって図柄が若干異なることがあります。
2013年以降に発行されたものは純金となっていますが、それ以前のものは22金となっています。
サイズは、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類があり、それぞれの重量と直径が異なります。
| 発行国 | イギリス |
| 重さ | 31.1ｇ（1オンス）※2013年以降の重さ |
| 材質 | 22金or24金(2013年以降) |
パンダ金貨は、中国造幣公司が1982年から毎年発行している地金型金貨です。
表面には毎年異なるデザインのジャイアントパンダが描かれ、裏面には北京の天壇がデザインされています。
金の純度は99.9%以上で、1オンスから1/20オンスまでのサイズがあります。
パンダ金貨の特徴は、毎年デザインが変わることで、これによりコレクターにとって非常に魅力的なアイテムとなっています。
例えば、1982年のパンダ金貨には笹を持つパンダが描かれており、1987年のものには水を飲むパンダが描かれています。
特に発行枚数が少ない年や特別なプルーフコインは高い価値がつくことがあり、1988年に限定発行された5オンスのパンダ金貨は、わずか3,000枚のみの発行で非常に高価です。
このように、パンダ金貨はその希少性から投資対象としても人気があります。
| 発行国 | 中国 |
| 重さ | 31.1ｇ（1オンス） |
| 材質 | 金 |
カンガルー金貨は、オーストラリアのパース造幣局が発行する地金型金貨で純金製となっています。
1986年に初めて発行され、毎年デザインが変わるのが特徴です。
サイズは1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、そして1/20オンスの5種類があります。
投資用として人気が高く、収集目的でも多くの人に愛されています。
カンガルー金貨は、オーストラリアの象徴であるカンガルーが毎年異なるデザインで描かれるため、コレクターにとっても魅力的です。
| 発行国 | オーストラリア連邦 |
| 重さ | 31.1ｇ（1オンス） |
| 材質 | 金 |
純金金貨の買取価格を左右するポイントを押さえれば、売却時に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することもありません。
そこで今回は、専門家がこっそり伝授する、純金金貨買取価格UPの5つのコツをご紹介します！
この機会に、ぜひご自宅の金貨を見直してみませんか？
金貨買取価格を最大限に高めるためには、複数の買取業者に見積もりを取ることは非常に重要です。
なぜなら、金貨の相場は変動しますが、業者によって独自の査定基準や販売ルートを持っているため、同じ金貨でも買取価格に差がでることがあります。
また、買取業者によっては、査定手数料や振込手数料などの諸費用が発生する場合があります。
これらの手数料は業者によって異なるため、見積もり時にしっかりと確認し、総額での比較が必要です。
複数の業者に見積もりを取ることは少し手間がかかるように思えるかもしれません。
しかし、後々のトラブルを防ぎ、大切な金貨を最大限の価格で売却するためにも、複数の業者を比較検討することを強くおすすめします。
金貨を売却する際、付属品を揃えておくことは、買取価格に良い影響を与える可能性があります。
鑑定書や保証書などの付属品は、金貨が真正であることを証明する重要な資料となります。
特に、発行数が限られている希少性の高い金貨の場合、鑑定書などの有無は買取価格に大きく影響します。
また、ケースや箱などの付属品は、金貨を保管していた状態を示すものであり、金貨の状態を良好に保つ役割も果たします。
付属品が揃っていることで、金貨が丁寧に扱われていたと判断され、買取価格がアップする可能性があります。
そして、金貨コレクターの中には、金貨本体だけでなく付属品にも価値を見出す人がいます。
特に、限定品や記念品の場合、付属品が揃っていることでコレクターからの需要が高まり、買取価格にプラスの影響を与える可能性があります。
付属品を紛失してしまった場合でも、買取価格への影響は金貨の種類や状態によって異なりますので、諦めずに買取業者に相談することをおすすめします。
金貨は、適切に保管すれば、世代を超えて受け継いでいける貴重な財産です。
将来、売却する可能性を考慮せずとも、その価値を維持するためにも日頃から保存状態に気を配ることが大切です。
傷や汚れの少ない美品は、希少価値も高くなり高額で取引される傾向があります。
逆に、汚れや変色、傷などが目立つ金貨は、買取価格が減額されてしまう可能性があります。
保管状態が悪いために劣化が進んでしまうと、本来の価値を損なうことにつながります。
例えば、素手で触ってしまうと皮脂などがついて酸化し、変色の原因となってしまいます。
金貨は、金そのものの価値を持つため資産としての側面も持ち合わせており、適切な保存は金貨の価値を長期的に保全するために重要と言えます。
金貨の売却をお考えの際には、自身でも買取相場を把握しておきましょう。
相場を知らずに売却すると、相場よりも低い価格で手放してしまう可能性があります。
金の価格は、世界情勢や経済状況によって常に変動していますので、金価格が高騰したタイミングなど、売却に有利な状況を見極めることができます。
また、買取相場は金貨の種類、状態、買取業者によって異なります。
定期的に複数の買取業者のウェブサイトをチェックしたり、無料査定を利用したりするなどして、最新の情報を入手するようにしましょう。
金貨は、適切な知識を持って管理することで、その価値を最大限に活かすことができます。
金貨の買取を依頼するなら、買取実績のある業者を選びましょう。
数多くの金貨を取り扱ってきた実績を持つ業者は、金貨に関する専門知識や鑑定眼が豊富です。
そのため、適正な価格で評価してもらえる可能性が高く、安心して取引できます。
また、実績を積む中で、顧客とのトラブルを避けるためのノウハウも蓄積されています。
査定や買取金額の説明、契約内容なども明確で、顧客にとって分かりやすい取引が期待できます。
買取実績は、業者の信頼性を測る上で大変重要な指標となります。
ホームページなどで買取実績を公開している業者も多いので、事前に確認することをおすすめします。
ただし、買取実績が多いことだけが全てではありませんので、査定内容や対応の丁寧さ、手数料の有無なども考慮して、信頼できる業者を選びましょう。
いかがでしたでしょうか。
本記事では、純金の金貨を売却する際に重要な基本情報から買取相場、高価買取のコツまでをご紹介致しました。
純金金貨は、投資や資産保全の手段として人気があります。
その魅力は、金そのものの価値の高さ、換金のしやすさ、そして美しいデザイン性にあります。
そんな金貨ですが、世界各国で様々な種類の純金金貨が発行されており、金そのものの価値に上乗せされる「プレミアム」という価格が付く場合があります。
プレミアムは、金貨の発行枚数やデザイン、需要と供給の関係などによって変動します。
3章で、主な金貨を種類別にご解説しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
金は国際的な市場で取引され価格が変動するため、純金金貨の価値も変動します。
再度申しますが、金価格の高騰が続いている今、売却のチャンスです！
この記事が純金の金貨の売却をお考えの方の役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※12月28日から1月4日まで年末年始休暇をいただいております。
お電話での受付はお休みさせて頂いておりますので、期間中はLINEもしくはフォームでお問い合わせください。
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