ロレックス バットマン 買取相場を徹底解説!高価買取の5つの秘訣

この記事を書いた人
今田 結衣
査定士歴は5年とまだ浅いが、メキメキと頭角を現してきた期待の若手。
高級時計専門店での販売経験を活かし素早く正確な査定を心掛けています。
プライベートではバイクで九州を縦断したりとアクティブな一面もあります。
モットーは「win-winな査定」
「ロレックス GMTマスターII Ref.116710BLNR」、通称「バットマン」。
その精悍なデザインと圧倒的なブランド力で、中古市場でも高い人気を誇るこのモデル。
もしお手元に、売却を検討しているバットマンがあれば、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね?
そこで今回は、ロレックス バットマンの買取相場を徹底解説し、高価買取を実現するための5つの秘訣を伝授します!
関連記事:ロレックス買取相場【2025年最新版】プロが教える!買取額を決める5つの要素
1.ロレックス バットマンのモデルはこの2種類!買取相場もご紹介!

青と黒のベゼルが精悍な印象を与える「ロレックス バットマン」。
実はこのバットマン、全く同じ顔をしているわけではなく、2種類のモデルが存在するのをご存知でしょうか?
それぞれのモデルの特徴を知っておくことは、売却する際にも非常に重要です。
今回は、ロレックス バットマンの2つのモデルの違いを解説し、それぞれの買取相場についても詳しくご紹介します!
■関連記事:ロレックスGMTマスターⅡってどんな時計?最新相場や高価買取の5つのコツを伝授!
1-1:GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR

参考画像:ゆきざき
GMTマスターⅡ Ref.116710BLNRは、2013年に初めて登場し、2019年に生産終了となりました。
通称「バットマン」の魅力は、一言で表すなら「実用性と洗練性を兼ね備えた、唯一無二の存在感」でしょう。
バットマン最大の特徴と言えるのが、ブルーとブラックのツートンカラーで分割されたセラミック製の回転ベゼル。
これは、昼夜が判別しづらい北極圏などでの使用を想定したGMT機能を表すもので、昼間の時間帯をブルー、夜間の時間帯をブラックで表現しています。
この配色が、アメリカンコミックのヒーロー「バットマン」のマスクを彷彿とさせることら、「バットマン」の愛称で親しまれています。
★特徴
- ケース素材: ステンレススチール
- ケース径: 40mm
- ベゼル: ブラックとブルーのツートンカラーのセラクロム製24時間回転ベゼル
- 文字盤: ブラック
- ムーブメント: 自動巻きキャリバー3186
- パワーリザーブ: 約48時間
- 防水性: 100m
- 風防: 傷防止サファイアクリスタル
- ブレスレット: オイスターブレスレット
買取相場:~2,000,000円前後
1-2:GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR

参考画像:まじめなとけいや かめ吉
GMTマスターⅡ Ref.126710BLNRは、2019年に製造開始された現行モデルです。
Ref.116710BLNRから進化を遂げた、まさに「新生バットマン」と呼ぶにふさわしい魅力的なモデルです。
最大の特徴と言えるのが、従来の3連オイスターブレスレットから、5連のジュビリーブレスレットに変更された点です。
スポーティーな印象が強かった従来モデルに対し、ジュビリーブレスレットの採用により、上品で洗練された印象が加わりました。
★特徴
- ケース素材: ステンレススチール
- ケース径: 40mm
- ベゼル: ブラックとブルーのツートンカラーのセラクロム製24時間回転ベゼル
- 文字盤: ブラック
- ムーブメント: 自動巻きキャリバー3285
- パワーリザーブ: 約70時間
- 防水性: 100m
- 風防: 傷防止サファイアクリスタル
- ブレスレット: ジュビリーブレスレットまたはオイスターブレスレット
定価:1,664,300円
買取相場:~2,550,000円前後
1-3: GMTマスターⅡ Ref.116710BLNRとRef.126710BLNRの違い
どちらも「バットマン」として知られる人気モデルですが、いくつかの違いがあります!
まず、ブレスレットの違いです。
Ref.116710BLNRはオイスターブレスレットを採用しており、スポーティで堅牢な印象を与えます。
一方、Ref.126710BLNRはジュビリーブレスレットを採用しており、よりラグジュアリーでエレガントな雰囲気を持っています。
この違いにより、Ref.116710BLNRは約152g、Ref.126710BLNRは約142gと、重量にも差があります。
次に、ムーブメントの違いです。
Ref.116710BLNRにはキャリバー3186が搭載されており、約48時間のパワーリザーブを持っています。
一方、Ref.126710BLNRには新しいキャリバー3285が搭載されており、パワーリザーブが約70時間に延長されています。
これにより、Ref.126710BLNRはより長時間の使用が可能となり、精度も向上しています。
さらに、文字盤のロゴデザインにも違いがあります。
Ref.116710BLNRの6時位置には「SWISS MADE」のみが表示されていますが、Ref.126710BLNRの6時位置には「SWISS MADE」と王冠マークが追加されています。
この細かな違いは、ロレックス愛好者にとって重要なポイントです。
これらの違いにより、Ref.116710BLNRはクラシックなスポーツウォッチの魅力を持ち、Ref.126710BLNRは最新技術とラグジュアリーなデザインを兼ね備えたモデルとなっています。
2.ロレックス バットマンの魅力はここ!特徴やその機能もご解説!

ロレックスのスポーツモデルの中でも、異彩を放つ人気モデル「GMTマスターⅡ」。
数あるバリエーションの中でも、特に人気を博しているのが、通称「バットマン」と呼ばれるRef.116710BLNR、そしてRef.126710BLNRです。
その名の由来ともなった、ダークで精悍なツートンカラーのベゼルは、唯一無二の存在感を放ち、多くの時計愛好家を魅了してやみません。
本記事では、ロレックス「バットマン」の魅力を、その特徴や機能と共に紐解いていきます。
2-1:ロレックス バットマンの歴史
GMTマスターは、1954年にパンアメリカン航空のパイロット向けに開発された時計です。
2つのタイムゾーンを同時に表示できるGMT機能を搭載し、国際的なフライトに不可欠なツールとして活躍しました。
その後、改良を重ねながら進化を続け、1982年には、より高精度で耐久性に優れたGMTマスターIIが登場しました。
GMTマスターII バットマンの歴史は、2013年のバーゼルワールドにさかのぼります。
ロレックスは、当時すでに人気を博していたセラクロムベゼルをGMTマスターIIに初搭載した116710LNを発表していましたが、そのカラーバリエーションは赤と青のツートンカラーのみでした。
製造の難しさから、他のカラーバリエーションの登場が待ち望まれていましたが、満を持して登場したのが、青と黒の美しいコントラストを纏った116710BLNR、通称「バットマン」です。
116710BLNRは、その名の由来となったアメコミヒーロー、バットマンのマスクを彷彿とさせるカラーリングが大きな話題を呼びました。
40mmのステンレススチールケースに、ブラックの文字盤、そして青と黒のセラクロム製24時間回転ベゼルを搭載し、高い耐久性と機能美を兼ね備えていました。
搭載ムーブメントはCal.3186で、約48時間のパワーリザーブを誇りました。
そして2019年、GMTマスターII バットマンはさらなる進化を遂げます。
それが、126710BLNRの登場です。
基本的なデザインは116710BLNRを踏襲しつつ、ムーブメントがCal.3285にアップデートされ、パワーリザーブは約70時間へと大幅に向上しました。
また、ブレスレットも、従来のオイスターブレスレットから、堅牢性と装着性に優れたジュビリーブレスレットに変更され、高級感と快適性を両立させています。
116710BLNR、そして126710BLNR。
この2つのモデルは、発売と同時に世界中の時計愛好家を魅了し、瞬く間に人気モデルの仲間入りを果たしました。
その人気は現在も衰えることを知らず、中古市場ではプレミア価格で取引されるなど、GMTマスターIIの中でも特に高い人気を誇るモデルとして、多くのコレクターの心を掴んで離しません。
2-2:ロレックス バットマンの特徴と機能
ロレックス GMTマスターII “バットマン” は、その名の通り、闇夜に舞う漆黒のマントと、夜明け前の空の色を思わせるダークブルーのツートンカラーが特徴的な、ロレックスを代表するスポーツモデルの一つです。
その心臓部には、ロレックスが独自に開発・製造した自動巻きムーブメント、キャリバー3285を搭載。
この高性能ムーブメントは、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の厳しい検査をクリアしたクロノメーター認定はもちろんのこと、ロレックス独自の厳しい基準をクリアした、より高い精度と信頼性を誇ります。
約70時間のパワーリザーブを備え、日付の早送りも可能です。
最大の特徴であるブルーとブラックのツートンカラーセラミックベゼルは、「セラクロム」と呼ばれるロレックス独自の技術によって製造されています。
セラクロムは、極めて硬く、傷がつきにくいため、その美しい輝きを長く保つことができます。
また、紫外線による退色にも強く、長年の使用でも色褪せることはありません。
この回転ベゼルは、GMT機能の中核を担う重要なパーツでもあります。
GMT機能とは、時針とは別に独立して動くGMT針と24時間回転ベゼルを組み合わせることで、同時に3つのタイムゾーンを表示することができる機能です。
海外旅行や海外とのビジネスが多い人には必須の機能と言えるでしょう。
ケースには、ロレックスが独自に開発したオイスタースチールを使用。
オイスタースチールは、904Lステンレススチールに属し、優れた耐蝕性と耐久性を持ち合わせています。
過酷な環境下でもその輝きを失うことはありません。
また、GMTマスターIIは、100mの防水性能も備えています。
そのため、ダイビングなどのウォータースポーツはもちろん、日常生活でも安心して使用することができます。
GMTマスターII“バットマン”は、その精悍なデザインと、ロレックスが誇る高い技術力が融合した、まさに最高の腕時計と言えるでしょう。
その魅力は、時計愛好家のみならず、多くの人々を魅了し続けています。
3.ロレックス バットマンの高価買取のための5つのコツ!

「いつかはロレックスを」そんな時計好きの憧れを体現するロレックス。
なかでも、その精悍なデザインと、ロレックスが誇る高い技術力で人気を博しているのがGMTマスターII“バットマン”です。
もし、あなたがこの「バットマン」を手放そうと考えているなら、少しでも高く買い取ってほしいと思うのは当然のことでしょう。
そこで今回は、ロレックス GMTマスターII“バットマン”を少しでも高額で買取してもらうための、とっておきの秘訣を5つご紹介いたします。
3-1:時計市場の動向を把握する
ロレックス GMTマスターII バットマンの売却を検討する際、時計市場の動向を把握することは、より高額で売却するための重要な戦略となります。
なぜなら、買取業者側が特定のモデルの買取を強化していたり、独自の査定基準を設けている場合があるからです。
例えば、買取業者がバットマンを積極的に在庫として確保したいと考えているタイミングであれば、買取価格が上昇する可能性があります。
また、状態の良いバットマンに高額査定を行っているという情報があれば、そこに売却することで、より高いリターンを得られる可能性があります。
さらに、バットマンが時計市場で大きな影響力を持つ場合、買取価格設定は、他の買取業者にも影響を与える可能性があります。
様々な買取業者の買取価格を参考に相場観を養うことで、適切な価格で売却できる可能性が高まります。
利用を検討する業者のウェブサイトや広告をチェックし、買取強化キャンペーンを行っていないか、独自の査定基準を設けていないかを確認してみましょう。
また、過去の買取実績や顧客からの評判も参考に、信頼できる情報源からバットマンの動向を把握することが大切です。
情報を収集し、動向を把握することで、より有利な条件で売却できる可能性が高まります。
3-2:時計の状態を良好に保つ
GMTマスターIIバットマンを売却する際、その時計の状態が良好であることは、高額査定に直結する重要な要素となります。
なぜなら、時計の状態は、その時計がどれだけ大切に扱われてきたか、そして今後どれだけの期間、正常に動作し続けるかの指標となるからです。
例えば、ベゼルやケースに目立つ傷が多い、ブレスレットに伸びがある、あるいは付属品が欠けているといった状態では、査定額は大きく下がってしまいます。
逆に、購入時の状態を保ち、付属品も全て揃っていれば、高額査定に繋がりやすくなります。
美しい状態の時計は、中古市場でも高い価値を持ちますので、傷や汚れが少ないほど、査定額は高くなります。
また、買取業者は、買取後に再販をすることがほとんどですので、状態の良い時計は、買い手にとっても魅力的と評価されます。
日頃から丁寧な扱いと定期的なメンテナンスを心掛けることで、バットマンの価値を維持し、売却時に最大限の利益を得られるようにしておきましょう。
3-3:複数の買取業者から見積もりをもらう
GMTマスターIIバットマンを売却する際、複数の買取業者から見積もりを取り、見積書を比較しましょう。
なぜなら、買取業者はそれぞれ独自の販売ルートや在庫状況、専門分野を持っているため、同じ時計でも査定額が大きく異なる場合があるからです。
業者によって査定基準や販売ルートが異なるため、A社では評価が低くても、B社では高値が付く可能性があります。
また、時計の相場を把握していない場合、提示された価格が適正なのか判断が難しい場合がありますが、複数の見積もりを比較することで、市場における適正価格を把握し、不当に低い価格で売却してしまうリスクを減らすことができます。
さらに、複数の業者から見積もりを取得することで、価格交渉を有利に進めることができます。
例えば、A社の査定額をB社に提示することで、B社が査定額を上げてくれる可能性があります。
バットマンは人気モデルであるため、買取市場でも高値で取引されています。
しかし、業者選びを間違えると、本来の価値よりも低い価格で手放してしまう可能性も否定できません。
時間と手間を惜しまず、複数の買取業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、納得のいく取引を実現しましょう。
3-4:付属品を揃える
GMTマスターII バットマンを査定に出す際には、付属品を揃えて提出しましょう。
箱や保証書などの付属品が揃っていると、時計が正規品であること、そして大切に扱われてきたことを証明する強力な材料となります。
上記でも申しました通り、買取業者は、買取後に再販をする場合がほとんどですが、顧客も中古品を購入する際、付属品が揃っている方が安心感があり、購入意欲が高まります。
ですので、付属品が揃っていることで、より多くの購入希望者を集められるというメリットがあるため、結果として高値での売却に繋がりやすくなります。
GMTマスターIIは人気モデルであるため、付属品が揃っていなくても高値で売却できる可能性はあります。
しかし、少しでも高く売却するためには、付属品を揃えておくことが重要です。
売却前に今一度付属品を確認し、もし不足しているものがあれば、探してみることをおすすめします。
3-5:買取専門店に依頼する
ロレックスの中でも高い人気を誇るGMTマスターII バットマンを手放すことを検討しているなら、買取専門店を利用するのがおすすめです。
なぜなら、買取専門店には、個人売買やリサイクルショップにはない、多くのメリットが存在するからです。
買取専門店、特にロレックスに特化したお店には、時計の価値を的確に見極める専門バイヤーが在籍しています。
ですので、GMTマスターII バットマンの相場はもちろん、細部まで精査し、適正かつ高額な査定額を提示してくれます。
また、独自の販売ルートを持つ買取専門店は、仲介業者を介さずに直接販売することが可能です。
マージンをカットし、その分を買取価格に上乗せできるため、高価買取に繋がりやすいのです。
買取専門店は、古物営業法に基づいた適正な取引を行っていますので、違法な取引や個人情報漏洩のリスクを心配する必要はありません。
専門知識豊富なスタッフが、査定額の内訳や買取プロセスについて丁寧に説明してくれるので、初めての方でも安心して取引を進めることができます。
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そんな悩みを抱えている方は、ぜひ一度、買取専門店に相談してみましょう。
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まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事では、ロレックスのバットマンの売却をお考えの方のために、査定前に知っておくと得するバットマンの基本情報や買取相場、高価買取のコツをお届けしました。
ちょっとしたバットマンの知識を持っておくことが、一番の高価買取の第一歩です!
本記事が、これからロレックスのバットマンの売却をお考えの方の参考になれば幸いです。
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売却を検討されている方は、ぜひ信頼できる買取業者に相談してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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