【最新版】ロレックス ミルガウスの買取相場を徹底解説!高価買取を狙う5つの方法
この記事を書いた人
足立 美桜
まだ3年の査定歴ではありますが、大学では美術史を専攻し、前職では画商にいた経緯もあり、特に絵画と彫刻の査定に長けています。公正で確かな目でお客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定しています。
「ロレックスミルガウスってどれくらいで買取してもらえるの?」
「ミルガウスって人気あるの?」
ロレックスといえば「デイトナ」や「GMTマスター」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、「ミルガウス」も忘れてはいけません。
定番を外した個性派コレクションとして、確かな価値と需要を誇っています。
本記事では、ミルガウスの知られざる魅力や、定番モデルの最新相場、そして相場以上で売るコツを徹底解説いたします!
是非、最後までご覧ください。
■関連記事:ロレックス買取相場【2025年最新版】プロが教える!買取額を決める5つの要素
1.ロレックス ミルガウスは人気がない?知られざる魅力を徹底解剖!
ロレックスのスポーツモデルの中でも、異彩を放つ個性派ウォッチ「ミルガウス」。
他のスポーツモデルと比べると、どうしても知名度は低くなってしまい、「ミルガウスって人気がないの?」「売るときに安くなってしまわない?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?
本章では、ミルガウスの特徴や魅力、気になる買取需要について解説していきます。
1-1:ロレックス ミルガウスとは?
1950年代、科学技術の進歩に伴い、医師や科学者、エンジニアなどの間で、磁気帯びによる時計の誤作動が深刻な問題となっていました。
そこでロレックスは、耐磁性に優れた時計の開発に着手し、1956年に誕生したのが「ミルガウス」です。
ミルガウス最大の特徴は、その名の通り、磁気を帯びやすい環境下でも、正確な時を刻み続けることができる、優れた耐磁性能です。
初代ミルガウスRef.6541は、磁場からムーブメントを守るため、軟鉄製のインナーケースで覆われており、1,000ガウスもの耐磁性能を誇りました。
ちなみに「ミルガウス」という名前は、フランス語で1,000を意味する「ミル」と、磁束密度の単位である「ガウス」を組み合わせた造語です。
1-2:個性的なデザイン
ミルガウスのケースサイズは、サブマリーナやGMTマスターIIなどと同じ40mmで、存在感のある腕元を演出します。
特に目を引くのが、秒針に採用されたオレンジ色の「イナズマ針」でしょう。
これは、初代ミルガウスRef.6541から受け継がれている、ミルガウスのアイコン的なデザインです。
また、2007年に登場したRef.116400GVには、風防にグリーンサファイアクリスタルガラスが採用されています。
これは、ロレックスでは珍しいグリーンに着色されたガラスで、見る角度や光の当たり方によって、表情が変わります。
例えロレックス初心者であっても、ミルガウスだけはすぐに判別できるようになると思いますよ!
1-3:ミルガウスの需要は?
ミルガウスは、1988年頃に一度生産終了となりましたが、2007年に復活を果たし、現在も高い人気を誇っています。
ミルガウスの魅力は、優れた耐磁性能だけではありません。
最大の魅力は、他のスポーツモデルとは一線を画す、「変わり種ロレックス」としての個性にあります。
また、2023年には現行モデルのRef.116400GVが生産終了したことから、今後は価格が高騰していく可能性も高く、コレクターたちの間でも注目が集まっています。
希少性、デザイン性、そして将来的な資産価値の上昇も期待できるミルガウスは、他のロレックスに引けを取らない魅力を持ったモデルと言えるでしょう。
2.ロレックス ミルガウスの最新買取相場5選!文字盤別に深堀り!
ロレックス ミルガウスの最新買取相場について、詳しく見ていきましょう。
ミルガウスは、2007年にリバイバルされるより前の1956年~1987年まで、約30年製造されていたにもかかわらず、実は大きく分けて二世代しかないという珍しいモデルです。
今回は、数少ない型番の中から特に人気の文字盤をピックアップし、それぞれの買取相場を深堀りしていきます。
2-1:Ref.116400(ホワイト)
■画像引用:ゆきざき
●素材:ステンレススティール
●ケースサイズ:直径40mm
●ベゼル:スムースベゼル
●駆動方式:自動巻き
●ムーブメント:Cal.3131(パワーリザーブ約48時間)
●防水性:100m
●製造年:2007~2015年
【参考定価】788,400円
【買取相場】~1,150,000円前後
ロレックス ミルガウス Ref.116400は、初代モデルの象徴であるイナズマ針と、2代目モデルのデザインを融合させた人気モデルです。
ホワイトとブラックの2種類の文字盤がラインナップされ、多くの時計愛好家を魅了してきました。
2013年頃から落ち着きを見せていた買取相場ですが、製造終了を機に再び高騰し始めました。
2021年以降はホワイトの人気が急高騰しており、現在も価値を高め続けています。
2-2:Ref.116400(ブラック)
■画像引用:ゆきざき
●素材:ステンレススティール
●ケースサイズ:直径40mm
●ベゼル:スムースベゼル
●駆動方式:自動巻き
●ムーブメント:Cal.3131(パワーリザーブ約48時間)
●防水性:100m
●製造年:2007~2015年
【参考定価】788,400円
【買取相場】~1,150,000円前後
こちらは前述したRef.116400のブラックダイヤルです。
マットブラックの文字盤にオレンジのイナズマ針が映える、モダンで個性的なモデルです。
ホワイト同様に、生産終了を機に買取相場は上昇を続けています。
これは、ブラックダイヤルの新作の発表が噂されていることも影響していると考えられます。
現在も右肩上がりの推移となっていますが、ホワイトよりもやや落ち着いた相場となっているのが特徴です。
■買取実績:三重県四日市市にて【ロレックス ミルガウス 116400】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました!
2-3:Ref.116400GV(ブラック)
■画像引用:ゆきざき
●素材:ステンレススティール
●ケースサイズ:直径40mm
●ベゼル:スムースベゼル
●駆動方式:自動巻き
●ムーブメント:Cal.3131/パワーリザーブ約48時間
●防水性:100m
●製造年:2007年~2023年
【参考定価】920,700円
【買取相場】~1,400,000円
2007年に復活を果たしたミルガウスの象徴と言えるRef.116400GVのブラックダイヤル。
発売当初は、その人気ゆえに180万円ものプレミア価格で取引されるほどでした。
リーマンショックの影響で一時的に相場は下落したものの、2015年頃から再び上昇に転じ、高値で推移しています。
これまでRef.116400GVの人気を牽引してきたのはZブルーダイヤルでしたが、近年ではブラックダイヤルの人気も再燃しています。
2023年に生産終了した事で、今後も更なる高騰が予測できるでしょう。
2-4:Ref.116400GV(Zブルー)
■画像引用:ゆきざき
●素材:ステンレススティール
●ケースサイズ:直径40mm
●ベゼル:スムースベゼル
●駆動方式:自動巻き
●ムーブメント:Cal.3131/パワーリザーブ約48時間
●防水性:100m
●製造年:2014年~2023年
【参考定価】927,000円
【買取相場】~1,700,000円
Ref.116400GVに、2014年に加わったのが新色「Zブルーダイヤル」。
ミルガウスの中でも最も新しいモデルであることに加え、珍しいブルーダイヤルという点が、他のミルガウスよりも高い評価に繋がっています。
Zブルーの相場は安定しているため、投資目的で購入するには不向きかもしれません。
しかし、裏を返せば、いつ売却しても安定した価格で取引できるというメリットがあります。
価格変動のリスクを抑えたい方にとっては、魅力的な選択肢と言えるでしょう。
2-5:1959~1990年頃のレア個体!Ref.1019
■画像引用:ゆきざき
●素材:ステンレススティール
●ケースサイズ:直径37mm
●ベゼル:スムースベゼル
●駆動方式:自動巻き
●ムーブメント:Cal.1580/パワーリザーブ約48時間
●防水性:50m
●製造年:1959年~1990年頃
1959年頃から約30年間製造されたRef.1019は、回転ベゼルやイナズマ針を廃止し、シンプルなデザインへと生まれ変わった、第二世代ミルガウスです。
その姿は、当時のエアキングやエクスプローラーIを彷彿とさせます。
長い製造期間の中で、文字盤仕様などにいくつかのバリエーションが存在します。
特に、初期モデルに見られるヘアライン仕上げの文字盤は、その希少性からコレクター垂涎の逸品となっています。
所謂「ヴィンテージロレックス」は、状態によっては買取を断られる場合もありますが、Ref.1019は、証明書の有無やコンディション次第では、予想を上回る高額査定の可能性を秘めています。
相場に関しては直接店頭でご確認ください。
3.ロレックス ミルガウスをできるだけ高く売る5つの方法!
最後に、ロレックス ミルガウスを相場以上で売る方法を5つ伝授します。
中には、査定額に数十万単位の影響を与える項目もあるので、是非一読ください!
3-1:付属品を揃える
ミルガウスを購入した際に付属していたものは、できるだけ揃えて査定に出しましょう。
具体的には…
- 外箱
- 内箱
- 保証書(ギャランティカード)
- カードケース
- 取扱説明書
- タグ
- コマ
一見重要でないように思えるものも、査定額に影響を与える可能性があります。
特に、保証書は購入日や購入時の状態を証明する重要な書類です。
保証書の有無は、時計が正規品であることの証明だけでなく、コレクターから見ても、時計が大切に扱われてきた証として高く評価されるため、買取価格に大きく影響します。
少しでも高く売却するためにも、付属品は大切に保管しておきましょう。
3-2:事前にクリーニングを行う
ミルガウスを査定に出す前に、ご自身でできるクリーニングをしておきましょう。
例えば、皮脂汚れや埃は、マイクロファイバークロスなどで優しく拭き取ります。
リューズやケースの細かい溝は、歯ブラシなどを使って優しくかき出すと、汚れを落とすことができますよ。
ちょっとしたことでも、査定士の第一印象が変わって査定額アップに繋がる可能性が高まります。
【Check!】オーバーホールの必要性
オーバーホールとは、分解洗浄や注油などを行うことで、時計の精度や寿命を保つことができる重要なメンテナンスです。
ロレックスで正規のオーバーホールを受けると、証明書が発行されます。
この証明書は、時計が正規品であること、そして大切に扱われてきたことを証明する材料となり、買取価格に良い影響を与える可能性があります。
しかし、オーバーホールには最低でも5万円以上の高額な費用がかかります。
買取前に実施したとしても、その費用に見合うだけの査定額アップは期待できない場合がほとんどです。
オーバーホールは、買取価格を上げるために行うのではなく、時計のコンディション維持と長期的な価値保全を目的として、適切なタイミングで行うようにしましょう。
3-3:相見積もりをとる
ロレックスの査定基準は、買取業者によって異なるため、複数の業者で相見積もりを取りましょう!
2~3社を目安に、信頼できる買取業者を選ぶことで、ご自身のミルガウスの価値や相場を把握することができますよ。
3-4:タイミングを狙う
ロレックス ミルガウスを高値で売却するには、買取価格が高騰しやすい時期を狙うのが効果的です。
一般的に、時計の買取需要が高まるのは、ボーナスシーズンや新生活が始まる春先です。
この時期は、買取店が在庫を確保するために、買取価格を引き上げる傾向があります。
少しでも高く売りたい方は、これらの時期に買取を検討してみましょう。
3-5:再販ルートを確保している業者で売る
買取業者の多くは、買取した商品を再販することで利益を得ています。
しかし、再販ルートを持たない業者は、仲介業者を通じて販売せざるを得ず、その際、仲介手数料が発生するため、買取価格が低くなる傾向があります。
一方、独自の再販ルートを持つ業者は、仲介手数料がかからない分、高価買取を実現しやすくなります。
特に、海外に独自の販売ルートを持つ業者は、国内よりも需要が高い場合があり、さらなる高額買取を期待できます。
まとめ
🌟ミルガウスの魅力は
他のモデルにはない個性的なデザイン
🌟2023年に販売終了したことにより、
今後高騰していく可能性も!
🌟付属品(特に保証書)を揃える事が
買取額アップの秘訣
🌟高価買取を狙うなら、
信頼できる買取専門業者を利用する
「買取専門店諭吉」は、長崎県に6店舗、福岡県に1店舗、佐賀県に1店舗展開している、地域密着型の買取業者です。
2024年にブランド専門の販売店をオープンし、独自の販売ルートを築くことで他店に負けない高額査定を実現しております!
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- 4つの豊富な買取方法が選択可能
店頭買取は勿論、宅配買取や出張買取など幅広い方法で査定が可能です。
また、全国47都道府県、毎月40か所以上の公共施設やスーパー等で催事買取も実施中!
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ご自宅に眠っているロレックスがあれば、無料査定だけでも可能ですので是非ご利用ください。
■買取実績:宮崎県宮崎市にて【ロレックス 116400GV ミルガウス】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました!
ミルガウスの売却を検討されている方は、ぜひ信頼できる買取業者に相談してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!