春日本店
｢銀のコインってどのくらいで買取してもらえるのかな？｣
実は今、金の高騰に伴って銀価格も上昇を見せており、銀コイン買取市場が盛り上がりを見せています。
旅行の記念やお祝いで頂いたまま、引き出しの奥で眠っている銀貨…もしかしたら、驚きの高値で買取される可能性を秘めているかもしれません！
本記事では、銀コイン買取の基本から、高価買取が期待できる銀貨の種類、そして、少しでも高く売却するためのコツまで、わかりやすく解説していきます。
是非最後までご覧ください！
■関連記事：【貴金属買取の基礎知識】金やプラチナの最新買取相場と業者の選び方を徹底解説
目次
銀貨の買取価格は、以下の3つの要素から総合的に判断されます。
高額買取を狙うには、これらの要素を理解しておくことが重要です。
■関連記事：【最新版】銀の買取価格を徹底調査！相場推移と高価買取の4つのコツ！
銀は金やプラチナと同様に国際市場で取引されており、日々価格が変動しています。
買取業者はこの国際的な銀相場を基準に買取価格を設定するため、銀相場が上がれば買取価格も上がり、下がれば買取価格も下がります。
銀のコインをできるだけ高く売却するには、最新の銀相場を常に把握しておくことが大切です！
銀コインの価値は、基本的にそのコインにどのくらい銀が含有されているか、純度と重量によって決まります。
銀貨は種類によって、純度がほぼ100％の物から60％程度のものまで様々です。
そのため、純度が高い程、重さが重いほど買取価格は高くなります。
オンス(oz)とは、ヤード･ポンド法における質量の単位のことです。
日本では聞き馴染みがないかもしれませんが、海外では銀貨やコインなどの重さを表す単位として、よく使われます。
銀コインの中には、｢1oz.｣｢1/2oz.｣など重さが刻印されている種類もあります。
■オンス(oz)をグラムに変換した表
| 1oz | 約31.1g |
| 1/2oz | 約15.5g |
| 1/4oz | 約7.7g |
| 1/10oz | 約3.1g |
銀の場合、金よりも希少性が低いことから、投資用の銀貨では、1オンスが主要な重量となっていますが、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスといった、より少ない重量の銀貨も取引されています。
銀コインには、素材や純度、重さ、製造年などを示す刻印が刻まれていることがあります。
刻印の存在は、コインが真正な銀であることや歴史的価値を示す重要な指標となるため、買取額にも影響を与えます。
｢FINE SILVER｣や｢9999｣｢銀｣｢999 SILVER｣などの刻印が刻まれている場合、本物の銀コインである可能性が高まるでしょう。
これらの刻印は、コインの表裏だけでなく、側面に小さく刻まれている事もあります。
査定前に一度、ルーペなどを使って隅々まで確認してみましょう！
銀コインの中には、希少性が高く、コレクターからの人気が高いものが存在します。
このようなコインは、素材(銀)としての価値に加えて、希少価値も加わるため、高値で買取されることがあります。
以上のような特徴を持つ銀コインが、希少価値が高いとされています。
特に、未使用品やプルーフ硬貨は高額で取引されることがあります。
高価買取が期待できる銀コインについては、次章で詳しく解説していきます。
本章では、銀相場に関わらず高価買取が狙える、希少価値の高い銀コインを7つご紹介します。
お手持ちのコインが該当しないか、確認してみましょう。
■買取実績：リバティイーグルお買取致しました!!諭吉 長崎 イオンタウン早岐店
世界中の銀貨ファンを魅了するイーグル銀貨は、1986年から毎年アメリカで発行されています。
表面には歩く自由の女神、裏面には紋章としての鷲がレリーフとして刻印されており、アメリカを象徴する銀貨として高い人気を誇ります。
イーグル銀貨の魅力は、その美しいデザインだけでなく、アメリカ政府が保証する純度99.9％という高品質にもあります。
投資対象としても、コレクションアイテムとしても、世界中で信頼されている地金型銀貨です。
■画像引用：COIN SENKA
世界中で愛されるメイプルリーフ銀貨は、1998年から毎年発行されているカナダの通貨です。
英国エリザベス2世の横顔が刻まれ、裏面にはカナダの国旗にも描かれるメイプルリーフ(楓の葉)がレリーフとして施されています。
イーグル銀貨同様、純度99.9％であることがカナダ政府により保証されています。
流通量も世界一を誇る分、レプリカなどの偽物にも注意が必要です。
■画像引用：COIN SENKA
英国の伝統と格式を伝えるブリタニア銀貨は、1997年から毎年イギリスで発行されている地金型銀貨です。
表面にはエリザベス女王の凛とした横顔が、裏面には女神ブリタニアが盾とトライデントを手に、力強く佇む姿が刻まれています。
純度99.9％(2013年以降発行分)という高純度を誇り、イギリス政府がその品位と重量を保証しています。
明治から昭和にかけて、日本では魅力的なデザインの50銭銀貨が発行され、現在でもコレクターを魅了しています。
これらの銀貨は希少性が高く、発行年によっては高値で取引されることもあります。
◆旭日竜大型50銭銀貨
明治3年からわずか1年間のみ発行された希少な銀貨です。
表には竜、裏には旭日がダイナミックに描かれており、特に竜の図柄が大きい｢大竜｣は高い人気を誇ります。
◆旭日50銭銀貨
明治39年から大正6年にかけて発行されました。
裏面の旭日の周囲を点線で囲ったデザインから｢中丸｣の愛称で親しまれています。
現存数は多いものの、未使用のものは希少価値が高く、高値で取引されています。
■買取実績：福岡県糟屋郡にて【記念硬貨 東京オリンピック1000円、古銭 旭日50銭銀貨】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました！
◆竜50銭銀貨
明治6年から38年という長期間にわたり発行されました。
裏面の竜の図柄と、発行年によって異なる水引のデザインが特徴です。
発行数が少ない年のものは、特に高額で取引されています。
明治初期に発行された1円銀貨は、その希少性からコレクター垂涎の的となっています。
◆旧一圓銀貨
■買取実績：明治45年一圓銀貨お買い取りしました！諭吉長崎イオンタウン長与店
明治3年に発行された、表に竜、裏に旭日を配した美しい銀貨です。
｢円銀｣の愛称で親しまれ、現在でも多くのコレクターを魅了しています。
◆貿易銀
明治8年からわずか3年間のみ発行された貿易専用の銀貨です。
国際通貨として通用させるため、表面には｢TRADE DOLLAR｣の文字と竜、裏面には｢貿易銀｣の文字と菊花紋章が刻まれています。
短期間の発行であったため、現存数が少なく、その希少価値の高さから高額で取引されるケースもあります。
特に状態の良いものは、コレクター間で高値で競り合うことも少なくありません。
現在、私達の手に渡る100円硬貨は白銅製ですが、昭和中期には銀で作られた100円銀貨が流通していました。
◆鳳凰100円銀貨
昭和32年からわずか1年間のみ発行された銀貨です。
鳳凰の優美なデザインが特徴で、銀含有量60％の本物の銀貨です。
発行当時は銀の価格が低かったため額面通りに流通していましたが、現在では銀価格の上昇により、額面以上の価値を持つようになっています。
◆稲100円銀貨
昭和34年から41年にかけて発行されました。
稲穂がデザインされた、当時の日本の農村風景を思い起こさせる銀貨です。
特に、発行数の少ない昭和35年から38年のものは、希少価値が高く、高額買取が期待できます。
銀貨は大きく分けて、投資対象としての｢地金型銀貨｣と、収集を目的とした｢収集型銀貨｣の2種類が存在します。
◆地金型銀貨
銀そのものの価値に重きを置いた投資商品です。
代表的なものとして、イーグル銀貨やメイプルリーフ銀貨などが挙げられます。
これらの銀貨の価格は、基本的に国際的な銀相場の動きに連動しています。
しかし、発行年やデザインの違いによって希少性が生まれ、プレミア価格で取引される場合もあります。
◆収集型銀貨
コレクターズアイテムとしての価値が重視されます。
オリンピックなどの記念イベントを祝して発行される記念銀貨や、製造が中止され歴史的価値を持つアンティーク銀貨などがこれに該当します。
収集型銀貨は、銀の含有量や額面よりも、希少性や保存状態の良さが評価のポイントとなります。
そのため、たとえ銀の含有量が少なくても、希少価値の高いものや状態の良いものは、高額で取引される可能性があります。
■買取実績：佐賀県伊万里市にて【S39年 東京オリンピック 1,000円 銀貨】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました！
かつてアメリカ合衆国で流通していた1ドル銀貨は、現在でも買取市場で人気があり、高値で取引されるケースも少なくありません。
1ドル硬貨は、当初｢シルバー･ダラー｣の名で呼ばれていたように、銀を素材として製造されていました。
中でも、1878年から1921年にかけて発行された｢モルガン銀貨1ドル｣は、コレクターの間で高い人気を誇ります。
モルガン銀貨の価値は、発行年や製造場所によって大きく異なり、特に1895年にフィラデルフィアで製造されたものは、希少性が高くプレミア価格で取引される傾向があります。
もし、古い1ドル銀貨をお持ちであれば、専門の買取業者に査定を依頼してみることをおすすめします。
思わぬ高値が付く可能性も秘めていますよ！
■買取実績：沖縄県中頭郡にて【1ドル銀貨セット】を長崎の諭吉が催事買取させて頂きました！
大切にしてきた銀のコイン、できるだけ高く買取してほしいですよね。
銀貨を少しでも高く買取してもらうためには、以下の4つのコツを実践してみましょう。
銀貨は、その希少性や保存状態によって、額面をはるかに上回る価値を持つ場合があります。
しかし、銀貨の真の価値を見極めるには、専門的な知識と経験が欠かせません。
近年、大手リサイクルショップなどでも貴金属の買取サービスを提供していますが、銀貨の価値を正しく評価できる専門知識を持ったスタッフが常駐しているとは限りません。
そのため、銀貨を売却する際には、専門の買取業者を選ぶことを強くおすすめします。
専門業者は、長年の経験と豊富な知識に基づき、銀貨の状態や市場価値を的確に判断し、適正な価格で買取を行ってくれます。
また、偽造品の識別にも精通しており、安心して取引を進めることができますよ。
銀のコインは、ブランド品と同じように、購入時の状態を保っていることが高価買取の鍵となります。
特に、購入時に付属していた箱やケース、証明書、説明書などは、銀貨の真贋や品質を保証する重要なアイテムとなります。
特に記念銀貨の場合、一式揃っていることで、コレクターにとってより魅力的な商品となり、高値で取引される傾向があります。
銀貨を売却を検討している方は、付属品も大切に保管しておき、査定の際に忘れずに一緒に提出することが重要です。
銀の相場は、貴金属市場の相場によって日々変動します。
これは、全く同じ銀貨であっても、売却する日によって買取額が変わる事を意味します。
最新の買取相場は、貴金属買取業者のウェブサイトや専門の相場情報サイトで確認することができます。
これらのサイトでは、1gあたりの価格や、過去の価格推移などをわかりやすいグラフ等で確認することができます。
▶本記事執筆時の2024年12月19日の銀価格は1gあたり155円です。
金やプラチナの高騰と比較すると、銀の価値はまだ低い水準にあります。
1オンス(約31.1g)の銀貨1つ売却しても、数千円程度にしかならないケースが多く、高額査定は期待しにくいのが現状です。
しかしながら、これはあくまでも素材としての価値のみで想定した査定額です。
前述の通り、コインの希少性やコレクター需要の高さによっては、素材以上の付加価値がプラスされます。
相場や重量だけで判断せず、コインの価値をしっかり見極めることが大切です。
銀のコインは、状態が良いほど買取価格が高くなります。
特に、収集型銀貨はコレクター需要が高いため、状態の良さが査定額に大きく影響します。
銀貨を保管する際は、専用のケースに入れたり、乾燥剤を入れたりすることで、酸化による黒ずみを防ぎましょう。
また、銀貨を磨く場合は、柔らかい布で汚れを取る程度にしましょう。
研磨剤入りのクロスや、歯磨き粉などは、銀貨の表面を傷つけてしまう可能性があるため、使用しないように注意しましょう。
銀のコインは、銀の相場や希少性によって価格が変動するため、高価買取を狙うには、これらの要素を理解しておくことが重要です。
また、買取業者によって査定額が異なるため、複数の業者に査定を依頼し、最も高い価格で買取してくれる業者を選ぶようにしましょう。
｢買取専門店諭吉｣では米国宝石学会認定の｢GIA G.G.｣資格保有者がスタッフを教育し、他店にないトップクラスで信用･安心できる査定をしています。
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■買取実績：宮崎県都城市にて【2002日韓サッカーワールドカップ１万金貨、千円銀貨】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました！
ぜひこの記事を参考に、不要になった銀コインを賢く売却しましょう！
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※12月28日から1月4日まで年末年始休暇をいただいております。
お電話での受付はお休みさせて頂いておりますので、期間中はLINEもしくはフォームでお問い合わせください。
期間中頂きました内容は、1月5日より順次対応させていただきますのでご了承くださいませ。
引き続き買取専門店諭吉をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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