茶道具の高価買取ができる佐賀県周辺のおすすめ買取業者5選
この記事を書いた人
今田 結衣
査定士歴は5年とまだ浅いが、メキメキと頭角を現してきた期待の若手。
高級時計専門店での販売経験を活かし素早く正確な査定を心掛けています。
プライベートではバイクで九州を縦断したりとアクティブな一面もあります。
モットーは「win-winな査定」
茶道具の買取ができる買取業者を佐賀県周辺でお探しの方必見です!
『昔、茶道をやっていたけど、今は押し入れに眠っている…』『使わなくなった茶道具を売りたい…』等、使用しなくなった茶道具の処理にお困りの方はいませんか?
本記事では、茶道具の買取が出来る佐賀県周辺の筆者おすすめの買取業者から茶道具を高価買取してもらうためのポイントまでをご紹介していきます。
この記事で紹介する内容を理解しながら読み進めていく事で、あなたの思い入れのある茶道具が数十万円の価値が付く有名な作者の作品である事が分かるかもしれません。
それぞれの茶道具の相場も紹介していきますので、この記事を読み終えた後にはあなたの手元にいくら入るのかイメージが湧く事でしょう。
また、茶道具の買取相場・価値のある茶道具についてもご解説していきますので、是非お持ちの茶道具と照らし合わせてみて下さい。
関連記事:佐賀県のおすすめリサイクルショップ15選!高く買取してもらう方法
1:茶道具の買取に強い佐賀県周辺のおすすめ買取業者5選
茶道具の買取は、どのような買取業者が行っているのか、想像が付きにくくはありませんか?
そんなあなたのために!この記事では、佐賀県周辺で茶道具の買取実績が豊富な、筆者おすすめの買取業者をご紹介します。
1位:買取専門店諭吉 早岐店
佐賀県での茶道具買取をご検討なら、現状買取専門店諭吉が圧倒的におすすめできるリサイクルショップです。
- 年間買取数100万点以上の実績
- TVやCMなどのメディア多数露出
- ベテラン査定員の在籍者多数
- 4つの豊富な買取方法が選択可能
出張買取ならば、「査定品数が多い」「店舗が遠い」などの課題もラクラク解決できます。
骨董品買取の買取実績も豊富です。
茶器の買取実績はこちら
茶道具の買取実績はこちら
住所 | 〒859-3223 長崎県佐世保市広田3丁目1−1 |
電話番号 | 0120-679-268 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 夏季、年末年始 |
Google口コミ | 4.9(130の口コミ)※2024年6月5日現在 |
駐車場 | 無料駐車場315台、無料駐輪場198台 |
店舗URL | 買取専門店諭吉イオンタウン早岐店 |
2位:日晃堂
日晃堂は骨董品・古美術品の買取を専門に行っている買取業者です。
佐賀県のお客様からは約590点以上の骨董品の買取実績があります。
買取方法は出張買取・宅配買取・店頭買取があり、出張買取は佐賀県全域に対応しています。
店舗は2店舗あり、本社は日晃堂横浜本店となります。
佐賀県内に店舗はございません。
・日晃堂横浜本店
住所 | 〒221-0031 神奈川県横浜市神奈川区浦島町1丁目1−32 Aquaria Tower Yokohama 1F |
電話番号 | 0120-541-448 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
Google口コミ | 3.5(27件の口コミ)2024年6月5日現在 |
店舗URL | 日晃堂 横浜本店 |
3位:緑和堂
緑和堂は全国に99店舗展開している買取専門店エコリンググループです。
令和1年12月に設立された骨董品・美術品の買取専門店となっています。
また、遺品整理・遺品の買取も行っています。
買取方法は店頭買取と出張買取があり、出張買取は商品の内容・量によって全国に対応しています。
店舗は全国に5店舗ございます。京都本店が本店となっており、九州内に店舗はございません。
住所 | 〒602-0877 京都府京都市上京区桝屋町370 丸太町東洋亭ビル1F |
電話番号 | 0120-114-690 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
定休日 | 水曜日 |
Google口コミ | 4.8(217件のレビュー)6月5日現在 |
店舗URL | 緑和堂 京都本店 |
4位:くらや 佐賀店
買取専門店くらやは日本全国に13店舗を展開する新しいもの・古いもの、どんなお品も対象に鑑定する買取専門店です。
貴金属・ブランド品買取をはじめとし、 古物・切手の買取・骨董品の買取に注力しています。
以下の品目の商品を買取してもらうことができます。
- 骨董品
- 日本刀・鎧兜
- 高級洋食器
- 珊瑚
- 日本切手・外国切手
- 鉄瓶・銀瓶
- カメラ
- ブランド品
- 古銭・古紙幣
- 古いおもちゃ
- ブランド家具
- ブランド時計
- 勲章
- 着物・小物
- 金・プラチナ
- 書画・掛け軸・絵画
- 書道具・香道具
- ダイヤモンド
- 茶道具・煎茶道具
- 鉄道模型
- 翡翠・琥珀・鼈甲・象牙
佐賀県内には買取専門店くらや佐賀店があり、2018年にオープンした店舗で南部バイパス沿いに位置します。
住所 | 〒840-0023 佐賀県佐賀市本庄町袋297-1 |
フリーダイヤル | 0120-322-510 |
電話番号 | 0952-97-8622 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 水曜日【年末年始休業】12/30~1/4 |
Google口コミ | 4.0 (10件のレビュー)※2024年6月5日現在 |
店舗URL | くらや 佐賀店 |
5位:古美術・骨董えんや
えんやは、茶道具・骨董品・美術品の買取専門店です。
専門性を高めたスタッフが常駐し年間500件以上の査定・買取を行っています。
また、東京都渋谷区広尾本店を中心に名古屋市、大阪市、仙台市、福岡市など全国に60店舗以上の買取ネットワークを展開しています。
全国、無料出張買取も行っております。
グループで16店舗を展開しており、佐賀県内には鳥栖店がございます。
住所 | 〒841-0083 佐賀県鳥栖市古賀町15 |
電話番号 | 0120-808-896(電話対応時間:9~21時) |
営業時間 | 9:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
Google口コミ | なし |
店舗URL | 古美術・骨董えんや |
2:高価査定が期待できる人気の有名作家
茶道具の買取を依頼する際、どのような作家が希少性があり価値が高く、高価買取が狙えるのか気になりませんか?
そこで、本章では茶道具の有名作家をいくつかご紹介致します。
2-1:北大路魯山人
北大路魯山人は大正から昭和にかけて、書・篆刻・料理・陶芸など幅広い分野で活躍した芸術家です。
生涯に20万〜30万点の作品を制作したと言われています。
北大路魯山人の作品は、料理を盛り付けたときの美しさが魅力です。
また、作風は織部焼をベースとしたものなっています。
現在も一部の料亭では魯山人の作品が使われており、買取市場でも数万円から数百万円の値が見込まれます。
2-2:樂吉左衛門
樂吉左衛門とは、安土桃山時代から約450年にわたって続く、樂焼茶碗の当代が襲名する名称です。
樂吉左衛門の作品は黒楽、次は赤楽が基本となっており、高価買取対象となります。
現在は16代目、3代以降の名には、「入」の文字が含まれています。
そのため、「宗入」や「直入」など、箱書きでその名前を確認することができるでしょう。
買取相場は15代目の黒茶碗でおよそ150万円と、時代を問わず評価の高い作品です。
樂吉左衛門の作品は高価買取が期待できるものが多いですよ。
2-3:三輪休雪
三輪休雪とは、山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の当主が代々襲名している陶芸家としての名跡です。
萩焼は茶道の世界では有名で「一楽二萩三唐津」と言われているほど重宝されている焼物です。
10代・11代三輪休雪は、、代表的な技法である「休雪白」といった新しい釉薬のスタイルを確立しています。
なかでも11代三輪休雪の作品が一番高く、良品であれば~200万円前後の買取価格が期待できます。
特に「鬼萩茶碗」は最も人気が高く、高額買取されやすい作品です。
全体的な三輪休雪の茶碗の買取価格の相場は、10万円~30万円程度が一般的となっています。
2-4:濱田庄司
濱田庄司は明治~昭和にかけて活躍した日本で最初の人間国宝に認定された陶芸家です。
作品の特徴は、手ろくろを使用したシンプルな造形と、無作為にも見える大胆な模様です。
特に、『黍文(きびもん)』と呼ばれる独自の文様を施した作品が有名で、高価買取が期待できます。
買取相場は茶碗が約2~5万円、花瓶が約3~10万円、湯呑が約3~15万円、皿が約4万円~30万円です。
良品であると、数百万円の価値がつくこともあります。
2-5:酒井田柿右衛門
酒井田柿右衛門は江戸時代、肥前国(佐賀県)有田の陶芸家であり、代々その後継者が襲名する名称です。
日本で初めて上絵付けに成功した人物であり乳白色の地肌に赤を基調とした上絵を焼き付けるという柿右衛門様式と呼ばれる磁器の作風を確立したことでも有名です。
乳白手などと言われる純白の白磁に、色絵具を用いて花鳥人物文などを描いた『濁手』作品は流通量が少なく希少性があり、高価買取されやすいです。
特徴として、底部にサイン・刻印などがありません。
買取相場は、一般的な作品であれば数万円~50万円程度となることが多いです。
濁手で綺麗な絵付けの作品でしたら、良品の場合100万円以上の価値がある品もございます。
2-6:金重陶陽
金重陶陽は明治~昭和にかけて活躍。
江戸時代中期以降、伊万里焼や九谷焼などに押されて人気を失っていや備前焼を再興させたことが最も評価されました。
『備前焼中興の祖』と呼ばれる岡山の備前焼の巨匠で、備前焼で初めて人間国宝に認定されました。
買取相場は一般的に数万円~数十万円です。
しかし、良品であれば100万円を超える場合もございます。
2-7:角谷一圭
角谷一圭は昭和~平成にかけて活躍した茶の湯窯を中心に制作した釜師で、人間国宝にも認定されました。
『真形』と呼ばれる端正なフォルムが特徴の芦屋釜を現代によみがえらせた釜師として有名です。
代表作品として『海老釜』や『独楽釜』などがあります。
買取相場は~30万円程度です。品物によっては50万円以上のものもございます。
2-8:高橋道八
高橋道八は江戸時代後期より続く京焼(清水焼)の窯元の一つで、陶芸家の名跡です。
茶道具などを中心に制作をしています。
250年以上の歴史を持ち、今もなお名を守り続ける高橋道八の窯は、現在9代目が名乗り活躍しています。
買取相場は、7万円~10万円前後です。
初代と3代目が最も名高く、評価が高いと言われており、100万円を超えるものもございます。
2-9:永楽善五郎
永楽家は京焼の家元で、土風炉・焼物師である。
主に土風炉、茶碗を製作。
現在は18代目まで続いています。
『交趾』『祥瑞写』『仁清写』『南京写』『染付』『雲錦』などは人気が高く高価買取が期待できます。
特に、『即中斎』『而妙斎』等の家元の書付があるとより高価買取されやすいです。
買取相場は一概には言えませんが、数万~数十万程度です。
2-10:立花大亀
立花大亀は大正~平成時代の僧侶として各寺の住職を歴任しながら茶掛制作にも携わってきた人物です。
書に優れ、数多くの掛軸などの作品を残しています。
買取相場は一概には言えません。
しかし、良品であり希少性の高いものであると、60万円以上の高価買取が期待できます。
3:茶道具の買取相場【種類別】
茶道具は作家も多様であり商品の状態や種類によっても大きく買取額が異なってくるため、買取相場に明確なものはありません。
しかし、有名な作家や人気のある作品ですと、高価買取されやすいです。
3-1:茶釜の買取相場
茶釜では、『大西清右衛門』や『角谷一圭』などの作物家が高く買取されやすい傾向にあります。
大西清右衛門の『松竹胴〆釜』・・・50万円程度
角谷一圭の『槍扇鐶付富士釜』・・・45万円程度
3-2:茶碗の買取相場
「川喜田半泥子」や「楽吉左衛門」、「北大路魯山人」などの茶碗が高額で、ものによっては数百万円の価値がつくこともあります。
川喜田半泥子の「阿ヶ津き茶碗」…450万円程度
十五代楽吉左衛門の「黒楽茶碗福末」…280万円程度
北大路魯山人の「志野茶碗」…190万円程度
そのほか最上級と評される茶碗のなかには、数千万円の価値がつくものもあります。
3-3:茶掛の買取相場
茶掛は、表千家の「即中斎」や「而妙斎」の作家物が高く買取されています。
即中斎の「自筆懐紙」…50万円程度
妙斎の「表具好自作懐紙・清風」…40万円程度
3-4:茶杓の買取相場
茶杓は共箱や筒に作家名が刻まれるため、本体のみでは査定が難しいでしょう。
多くの場合は作家不明で価値が下がるため、茶杓の高価買取には付属品が必須です。
又玄斎の「仙叟茶杓 霜夜」…60万円程度
十一代 玄々斎の「茶杓 福緑寿」…55万円程度
八代 啐啄斎の「茶杓 了々斎書付」…35万円程度
3-5:鉄瓶の買取相場
近年、日本の鉄瓶は中国で人気があり、買取相場がかなり高騰しています。
松田権六の「松紋蒔絵平棗」…300万円程度
一寿斎の「純金棗形茶入」…125万円程度
七代中村宗哲の「寒雲棗 淡々斎・玄々斎書付」…100万円程度
3-6:棗の買取相場
松田権六の「松紋蒔絵平棗」…300万円程度
一寿斎の「純金棗形茶入」…125万円程度
七代中村宗哲の「寒雲棗 淡々斎・玄々斎書付」…100万円程度
参考元:おいくら?
4:茶道具を高く買い取ってもらうための5つのポイント
茶道具の買取を行ってもらう前に、どのような点に注意すれば高価買取につながるのか気になりませんか?
そこで、茶道具の査定経験のある筆者が、茶道具を売却する際に自分でも行える重要なポイントを5つ紹介致します。
4-1:複数の業者に見積もりを依頼する
茶道具の売却をする際には、複数の買取業者の見積もりを比較するようにしましょう。
なぜなら、上記の買取相場の記事でもお伝えしました通り、茶道具には一概に言える買取相場がございません。
つまり、買取業者によって大きな買取価格の差が生まれてしまうリスクがあるということです。
有名な作家の作品や人気のある作品であるのかも高価買取をしてもらうために重要ではありますが、その買取業者がどのような作品を買い取ることに力を入れているのかなどもそれぞれ異なってきますので、売却をする際には複数の業者に依頼することをおすすめします。
4-2:付属品を揃える
茶道具に元々付属していた付属品は、大切に保管しておくようにしましょう。
なぜなら、茶道具の付属品は、その作品の品質証明になるからです。
◆付属品の例
一般的に、作家の署名は作品に直接書かれているのではなく、作品を納めている共箱に記入されています。
鑑定書があることに越したことはありませんが、そうでない場合、付属品が重要となりますので、予め揃えておくようにしましょう。
4-3:まとめて売る
茶道具は1点だけ持ち込むのではなく、まとめて売却することをおすすめします。
なぜなら、茶道は1つの商品では成り立たないものであり、商品の購入時もまとめて購入する方が多いことから、買取店側もまとめて売却してくれる方が扱いやすく、値段もつけやすいと言えます。
また、単品であれば値が付かない商品も併せて買い取ってもらえる可能性があります。
ですので、小物などどんな些細なものでも買い取ってもらえないと諦めるのではなく、まとめて持ち込むようにしましょう。
4-4:きれいに掃除しておく
茶道具の売却時には商品の埃を払うなど、ある程度はきれいにしておくことを心掛けましょう。
状態がよければ、その分査定金額に反映されます。
しかし、陶器など無理に掃除をしてしまえば、破損の原因となりますので取り扱いは慎重に行いましょう。
お手入れ方法としては柔らかい布を使用し、優しく埃や汚れを取り除く程度をおすすめします。
4-5:保存状態に気を付ける
茶道具は保管方法によって状態が異なってきますので、注意しましょう。
時代が古い作品ほど劣化が懸念される上に、保管方法が素材に適した環境でないと、劣化が進行する原因となってしまいます。
茶道具の中には釜や茶碗など、直射日光が当たる場所や湿度が高い場所で保管してしまうと、カビが発生してしまうものがあります。
ですので、高温多湿の環境は避け、風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
茶道具の買取実績があり、高価買取が期待できる佐賀県周辺の買取業者から、茶道具の買取相場・高価買取をしてもらうためのポイントまでをご解説致しました。
佐賀県周辺には、茶道具の買取が可能な買取業者が複数存在しました。
しかし、茶道具にはそれぞれ作家が多数いたり、作品が1点ものであったりすることから、一概に買取相場が決まっていません。そのため、買取価格の幅も大きいです。
買取業者によっても買取価格の差が生じてしまうことが考えられますので、複数の買取業者の見積もりを比較するようにしましょう。
そして、見積もりを出す前にはぜひ、記事内でお伝えした茶道具を高く買い取ってもらうための5つのポイントを実践してみてください。
この記事が、茶道具の売却をお考えの方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。