投稿日: 2025年7月4日

この記事を書いた人

足立 美桜
「ブライトリングのクロノマットってどのくらいで買取してもらえるの?」
お部屋の整理をしていたら、昔使っていたブライトリングのクロノマットが出てきた、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、その古いクロノマット、想像以上に価値があるかもしれませんよ。
今回は、買取経験がほとんどない方でも安心してブライトリングのクロノマットを売れるように、プロの目線でその魅力から買取相場、そして損しないためのポイントまで、分かりやすくお話ししていきます。
是非、最後までご覧ください。
■関連記事:ブライトリングは安い?主要モデルの買取相場7選&売却のベストタイミング!
1.ブライトリングの買取前に!クロノマットの魅力を徹底解剖
まずは、あなたが持っているクロノマットがどんな時計なのか、その魅力と価値を改めて知っておきましょう。
1-1:クロノマットとは?
ブライトリングの「クロノマット」は、まさにブランドの顔とも言える、アイコン的なコレクションです。
この時計の歴史は古く、1942年まで遡ります。
当時、航空計算尺をベゼルに搭載した世界初のクロノグラフとして誕生しました。
これは、空を飛ぶパイロットが飛行中でも必要な計算を素早く行えるようにと考案された、画期的な機能だったんですよ。
ブライトリングにはもう一つ人気の「ナビタイマー」というコレクションがありますが、こちらはより複雑な航空計算に特化していました。
それに対して、クロノマットは堅牢性と視認性を重視し、より実用的なパイロットウォッチとして、その地位を確立していったわけです。
1-2:特徴と魅力
クロノマットには、長年愛され続ける理由がたくさんあります。
その中でも特に知っておいてほしい魅力を4つご紹介しましょう。
魅力① ルーローブレスレット
クロノマットの特徴として、まず挙げられるのが、この「ルーローブレスレット」でしょう。
筒状のコマが連なった特徴的なデザインで、クロノマットを象徴する一つとなっています。
見た目の重厚感だけでなく、実際に腕に着けた時のフィット感も抜群なんです。
魅力② ライダータブ付き逆回転防止ベゼル
ベゼルに4箇所取り付けられた、特徴的な突起が「ライダータブ」です。
これは、パイロットが厚いグローブをはめたままでもベゼルを操作しやすいように設計されたもの。
単なるデザインではなく、ベゼルを傷から保護したり、逆回転を防止する役割も果たしているんですよ。
魅力③ 自社製ムーブメント「Cal.01」
多くの現行モデルに搭載されているのが、ブライトリングが自社で開発・製造した「Cal.01」というムーブメントです。
約70時間も時計が動き続けるパワーリザーブや、スイスの公的機関が認めたCOSC認定クロノメーター取得など、その高い精度と信頼性は折り紙付きです。
この自社製ムーブメントを搭載しているかどうかは、買取価格にも大きく影響してきます。
魅力④ 多彩なバリエーション
クロノマットは、そのバリエーションの豊富さも魅力の一つです。
ステンレススチールはもちろん、K18ゴールドや、ステンレスとゴールドのコンビモデル、そして様々な文字盤カラーがあります。
ストラップもルーローブレスレット以外に、レザーストラップやラバーストラップなど、様々な組み合わせがあるため、お好みに合わせて選ぶ楽しみがあります。
1-3:買取市場における評価
前述した通り、ブライトリングの「クロノマット」はブランドの顔役であり、非常に人気が高いコレクションです。
そのため、買取市場でも常に安定した需要があるのが特徴です。
特に、ご紹介した自社製ムーブメント「Cal.01」を搭載したモデルは、その性能と信頼性が高く評価されるため、より高価買取が期待できる傾向にあります。
2.【ブライトリングの買取相場】クロノマットの定番モデル5選!
ここでは、現行モデルから過去の人気モデルまで、買取市場でも注目されるクロノマットの型番を5つご紹介します。
2-1:クロノマット 44 AB0110
■画像引用:ゆきざき
【買取相場】~350,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
「クロノマット 44」は、2009年に登場したモデルで、ブライトリングが初めて自社開発ムーブメント「Cal.01」を搭載した記念碑的なモデルなんです。
ケース径が44mmと存在感があり、腕元で確かな主張をしてくれます。
自社ムーブメント搭載の先駆けとなったモデルですから、生産が終わった今でも、その人気は衰えることなく、買取市場でも安定して高い価格で取引されています。
2-2:クロノマット エボリューション A13356
■画像引用:ゆきざき
【買取相場】~230,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
2004年から2009年頃に製造されていた「クロノマット エボリューション」は、自社ムーブメント搭載前のモデルではありますが、その根強い人気は今も健在です。
ケース径は43.7mmとこちらも大ぶりで、力強いデザインが特徴的。
ETA社製の高精度ムーブメントをベースに、ブライトリングが独自の基準で調整した「キャリバー13」を搭載しています。
少し前のモデルだからと諦めずに、ぜひ査定に出してみてください!
2-3:クロノマット 44 JSP AB011511/BF70(日本限定モデル)
■画像引用:ISHIDA BEST
【買取相場】~360,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
この「クロノマット 44 JSP」は、2017年に日本市場向けに特別に作られた限定モデルです。
「JSP」は「Japan Special Product」の略で、日本の時計愛好家のために企画されました。
初期のクロノマットのライダータブを復刻するなど、クラシックな要素を取り入れたデザインが特徴です。
限定品で流通量が少ないため、希少価値が高く、買取市場でも特に高評価を得ています。
もし、あなたがこのモデルをお持ちなら、付属品をすべて揃えて査定に出すことを強くおすすめします。
2-4:クロノマット ブラックバード A13050.1
■画像引用:ALLU
【買取相場】~170,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
「クロノマット ブラックバード」は、1990年代後半から2000年代前半にかけて人気を集めたモデルです。
その名の通り、漆黒のステルス機「ブラックバード」をモチーフにした、精悍で引き締まったデザインが魅力です。
通常のクロノマットとは異なるシャープなライダータブが特徴で、こちらもETA社製ムーブメントをベースにした「キャリバー13」を搭載しています。
少し前のモデルになりますが、独特の存在感があるため、今でも根強いファンが多く、安定した需要がありますよ。
2-5:クロノマット B01 42 AB0134101B1A1
■画像引用:ゆきざき
【買取相場】~500,000円前後
※買取相場は仕様や状態などによって変動します。
2020年に登場した現行の主力モデル「クロノマット B01 42」です。
1980年代のクロノマットのデザインを現代的に解釈し、エレガントな「ルーローブレスレット」が復活しました。ケース径も42mmと、日本人の腕にも馴染みやすいサイズ感になっています。
もちろん、高い精度と信頼性を誇る自社製ムーブメント「Cal.01」を搭載。
現行モデルで非常に人気が高いため、買取市場でも高価買取が期待できるモデルです。
使わずにしまってあるなら、早めに査定を検討するのも良いでしょう。
3.買取初心者必見!高級時計を売る時の4つの注意点!
初めて高級時計を売るとなると、色々と不安に感じることもあるでしょう。
でもご安心ください!ちょっとしたポイントを押さえるだけで、損をせずに売ることができますよ。
3-1:付属品をできるだけ揃える
時計を買った時に付いてきた箱や保証書、取り扱い説明書、替えコマやベルトなどは、できるだけ全て揃えておきましょう。
これらが揃っているかどうかで、査定額が数万円~数十万円変動することも珍しくありません。
特に保証書(ギャランティカード)は、その時計がブライトリングの正規品であることを証明する大切な書類です。
無くしても再発行できないケースが殆どなので、大切に保管しておきましょう!
3-2:相見積もりを取る
複数の買取業者で査定を受けることは、高価買取の鉄板テクニックです。
業者によってブライトリングの査定基準や在庫状況、販路が異なるため、査定額に数万円、時にはそれ以上の差が出ることも珍しくありません。
最低でも2〜3社から見積もりを取り、比較検討しましょう。
オンライン査定サービスを利用すれば、スマホから時計の画像を送るだけで、おおよその査定額を知ることができます。
日中店舗で出向く時間が取れない方は、是非ご活用ください。
3-3:オーバーホールは慎重に!
「時計がボロボロだから、オーバーホール(※1)してから売ろうかな…」と考える方もいるかもしれませんが、これは慎重に判断すべきです。
オーバーホールには数万円から十数万円の高額な費用がかかります。
買取価格の上昇分を上回ってしまう可能性もあるため、まずはそのままの状態で査定に出し、査定士に相談してみましょう!
※1)時計を分解・洗浄し、摩耗品を交換するメンテナンス
3-4:査定の流れや必要書類を確認する
初めての買取で不安な時は、事前に買取店のウェブサイトなどで査定の流れや、本人確認のために必要な書類(運転免許証など)を確認しておきましょう。
どんなお店でも、身分証明書の提示は必須です!
事前に準備しておけば、当日スムーズに手続きが進みますよ。
【査定の一連の流れ】
①査定の申し込み
②査定
査定士は、あなたの時計を様々な角度から丁寧にチェックします。
- ブランドや型番
- 時計の状態
- ムーブメントの動作確認
- 付属品の有無
- 市場の需要
等々…。特に希少価値の高いモデルとなると真贋証明に時間が掛かるかもしれません。
時間に余裕を持って来店することをオススメします。
③査定額の提示
査定のポイントや時計の状態についても説明してくれます。
疑問点があれば、遠慮なく質問しましょう!
査定額に納得がいかない場合は、無理に売却する必要はありません。
④必要書類の提出&記入
買取額に納得したら、最後まで気持ちよく取引しましょう!
売買契約を交わすためには、古物法の定める本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
身分証には、現住所と同じ住所が記載されている必要があるので、事前に確認しておきましょう!
最後に、買取額を受け取ったら、その場で金額をしっかり確認しましょう。
後々のトラブルを避けるためにもこういった確認事項は大切です。
※買取業者によって、査定の流れや必要書類の詳細は異なります。事前にホームページなどで確認しておきましょう。
【注目】年式が古くても捨てないで!
お部屋の整理で見つかったブライトリングのクロノマットが、もし20年前、30年前のモデルだったとしても、捨てないでください!
ブライトリングの時計は、もともと高品質で高性能に作られているため、たとえ年季が入っていても、問題なく動作する個体が多く残っています。
年式が古いモデルであっても、限定生産品だったり、かつて人気があったモデルだった場合、思わぬ高額査定となることもあります。
「ボロボロだから…」「こんな古いもの誰も欲しがらないだろう…」と諦めてしまうのは、本当にもったいない話です。
まずは一度、専門の買取店に査定に出してみることを強くおすすめします。
まとめ
今回は、あなたのブライトリング クロノマットがどれくらいの価値があるのか、その魅力や買取相場、そして売却する際の注意点について詳しくお話ししました。
クロノマットは、ブライトリングの長い歴史の中で培われた技術とデザインが詰まった、非常に価値のある時計です。
たとえ何十年も前のモデルであっても、その真価を見極めてくれるプロの査定士に任せれば、きっと満足のいく結果が得られるでしょう。
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