18金喜平ネックレスの驚きの買取額!高額査定が狙える4つの特徴
この記事を書いた人
足立 美桜
まだ3年の査定歴ではありますが、大学では美術史を専攻し、前職では画商にいた経緯もあり、特に絵画と彫刻の査定に長けています。公正で確かな目でお客様の大切なお品物を一点一点丁寧に査定しています。
「18金の喜平ネックレス、今ならどれくらいで買取してもらえるの?」
かつてのステータスシンボル、18金の喜平ネックレス。
バブル期には人気を博したものの、近年では身に着ける人も減少傾向にあります。
しかし、金相場が高騰している今、眠っている18金喜平ネックレスは大きな価値を秘めているかもしれません。
30年前と比べて、買取価格は倍以上になっている可能性も!
「昔買ったけど今は使っていない」「タンスにしまったまま」という方は、まさに今が売却のチャンスと言えるでしょう。
この記事では、18金喜平ネックレスの特徴や種類、最新の買取相場、そして高額買取を狙うためのポイントをご紹介します。
この機会に、眠っている宝を査定に出してみてはいかがでしょうか?
是非、最後までご覧ください!
■関連記事:【貴金属買取の基礎知識】高価買取のコツと買取業者の選び方を徹底解説
■関連記事:18金買取がアツイ!相場高騰の理由と高価買取を狙う3つの方法
1.【18金】喜平ネックレスの基礎知識!買取前にチェック
「喜平ネックレス」と聞いて、どのようなものを連想しますか?
筆者の個人的なイメージでは、野球選手やVシネマのイメージが強くあり、あまりファッション性を感じられないのが正直なところでした。
「昔の流行」「少し怖い人が着けている」といった印象を抱く方もいるのではないでしょうか?
確かに、一昔前には特定のイメージと結びつけられることもありましたが、喜平ネックレスへのイメージも変わりつつあります。
そもそも「喜平」とは一体どんなものを指すのでしょうか?
本章では、喜平ネックレスの種類や特徴、高価買取が狙える理由まで徹底解説していきます。
喜平ネックレスの魅力を再発見してみましょう!
1-1:「喜平」とは?
「喜平(きへい)」とは、ブレスレットやネックレスなどのチェーンの繋ぎ方や形の総称です。
小豆型の輪をひねり、押しつぶしたものを繋ぎ合わせており、面の連なりが美しく、重厚感と輝きが魅力です。
ひと昔前には、太くて存在感のある喜平ネックレスが主流でしたが、時代の流れと共にそのイメージも変化しています。
実は喜平は、太さや長さ、カット、編み方によってデザインのバリエーションが幅広く、近年でもラグジュアリーブランド等で人気ラインとして展開されています。
1-2:名前の由来
「喜平(きへい)」の語源には諸説ありますが、有力な二つをご紹介します。
一つは、金細工職人の「鈴木喜平」がデザインを考案し、その名が付けられたという説です。
もう一つは、アメリカの南北戦争で騎兵が使用していた「グルメット」という馬具が由来という説です。
グルメットは軍刀や馬具につなぐ鎖のことで、英語では「Curb Chain(カーブチェーン)」とも呼ばれます。
これが「騎兵の鎖」→「騎兵チェーン」→「喜平チェーン」と変化したというわけです。
どちらの説が本当かは、古くから広く使われてきた名前のため、今では答えられる人がいません。
あなたはどちらの説を信じますか?
1-3:喜平ネックレスに「18金」が多い理由
喜平ネックレスの素材として人気が高いのは、18金です
18金は、金75%と銀や銅などその他の金属25%を混ぜて作られた合金で、日本で最も普及している金の純度のひとつです。
18金は、純金に比べて強度が高く、アクセサリーとして加工しやすいというメリットがあります。
また、美しい黄金色の輝きを保ちながら、変色や変質もしにくいという特徴も持ち合わせています。
喜平ネックレスのような、精巧なデザインのジュエリーには、耐久性と美しさを兼ね備えた18金が最適と言えるでしょう。
1-4:面数による違い
喜平ネックレスは、チェーンを構成する環(コマ)の表面のカット数によって、その表情が変わります。
2面、6面、8面、12面、14面とカット数が多くなるほど、光の反射が増え、より華やかでゴージャスな印象になります。
一般的に、カット数が多いほど、加工の手間がかかるため、価格も高くなる傾向にあります。
■画像引用:ブランド探検隊(ブラタン)
1-5:編み方による違い
喜平ネックレスは、環の繋ぎ方(編み方)によっても、デザインや印象が異なります。
代表的な編み方には、シングル、ダブル、トリプルがあります。
編み方によって、同じ重さでも見た目のボリューム感が大きく変わります。
■画像引用:ブランド探検隊(ブラタン)
1-6:喜平ネックレスは高価買取が狙える!
18金の喜平ネックレスは、買取査定で高値が期待できるアイテムです。
その理由は、ずばり「ボリューム」にあります。
喜平は、鎖の一つ一つが大きく、密度が高いデザインです。
同じ長さのアズキチェーンと比べると、喜平チェーンの方が重厚で重量も増します。
貴金属の買取価格は、素材の買取単価×重量で決まるため、当然重い方が高価になります。
ただし、喜平にも華奢なデザインは存在するので、一概には言えません。
2.18金の喜平ネックレスは売るといくらになる?【最新の買取相場】
金の相場が高騰している今、お手持ちの18金喜平ネックレスがどれくらいの価格になるのか気になりますよね。
重厚感あふれる喜平ネックレスは、金製品の中でも高価買取が期待できるアイテムです。
投資目的で購入する人も多く、中には300gを超えるネックレスも存在するほどです。
本章では最新の買取相場の調べ方から、買取額の計算方法まで詳しく解説していきます。
お手持ちの喜平ネックレスが、思わぬ高値で売れるかもしれません!
2-1:買取相場の調べ方
18金製品の買取相場は、新聞やテレビの経済ニュース、金融機関のウェブサイト、貴金属専門の情報サイト、買取業者の公式サイトなどから確認することができます。
上記のサイトでは、分かりやすいグラフなどで、1gあたりの価格や過去の価格推移を確認できます。
こまめにチェックして、相場の動きを把握しましょう。
■関連記事:2024年最新|貴金属の売り時教えます!金相場高騰の3つのタイミング
2-2:10gの喜平ネックレスの買取額を計算してみよう
18金の喜平ネックレスの買取額は、以下の簡単な計算式で導き出すことができます。
『重さ×18金の買取相場=買取額』
例えば、本記事執筆中の2024年10月17日の18金相場は、1gあたり10,406円です。
お手持ちの喜平ネックレスの重さが20gだった場合、買取額は20g×10,406円=208,120円となります。
金の相場が高騰している今、売却には絶好のタイミングと言えるでしょう。
Q:喜平は時代遅れ?買取額への影響は?
バブル期に流行した喜平ネックレス、今はつけている人も少ないし、デザインが古くて買取価格が低いのでは…と心配していませんか?
ご安心ください!結論から申し上げると、買取価格への影響はありません。
金は溶かして再利用できるため、たとえ古いデザインでも、買取業者にとっては問題ではありません。
再販できない場合は、リサイクルすることを前提に買取を行っているからです。
多少の変色や、チェーンの切れがあっても大丈夫。
その日の金相場に応じて、適正な価格で買取してもらえます。
安心して査定に出してみましょう。
■関連記事:壊れた貴金属、諦めないで!買取の仕組みと業者選びの4つのコツ
3.高額買取になりやすい18金喜平ネックレスの4つの特徴
愛用していた喜平ネックレス、どうせ売るならできるだけ高く買取してほしいですよね!
本章では、高額査定が狙える喜平ネックレスの特徴をご紹介します。
3-1:カット数・コマ数が多い
18金の喜平ネックレスの価値を決める要素、それは「カット数」と「コマ数」です。
カット数とはネックレスの面の数のことで、2面、6面、8面、12面、14面などがあります。
中でも喜平6面や8面は、カット数の多さから生まれる輝きが美しく人気です。
カット数が多いほど輝きが増し、製造コストもかかるため、高値で取引されます。
また、喜平は複数の「環(コマ)」で構成され、コマ数が多いほど密度が高くなります。
コマが多いと、使用される18金の量も増えるため、高価買取が期待できます。
3-2:ホールマークがある
貴金属製品の信頼性を保証する「ホールマーク」をご存じですか?
日本では造幣局が貴金属製品の品位試験を行い、合格したものにのみ特別な刻印「ホールマーク」を打刻しています。
このマークは日本の国旗と、金の純度を1000分率で表すひし形を組み合わせたデザインで構成されています。
例えばひし形の中に「750」の刻印があれば、それは金の含有率が75%、18金であることを示しています。
「K18」などの製造業者自身が刻む一般的な刻印に対し、ホールマークは非常に信頼性の高い刻印です。
買取業者の信頼を得やすくなるため、買取価格がアップする可能性があります。
■18金の刻印一覧
刻印 | 詳細 |
K18 | 24分率で表された18金の刻印。 |
750 Au750 | 1000分率で表された18金の刻印。 |
18K 18KT 18KP | 海外製品に多い18金の刻印。 「あとK」と呼ばれるもの。 純度がごまかされている場合もあるので注意。 |
| 18金のホールマーク。 独立行政法人造幣局が管理している、 信頼性の高い品質証明。 日本国旗+1000分率の純度が刻まれる。 |
3-3:付属品が揃っている
特に、再販を目的とする場合は、付属品の有無が査定額に影響を与えます。
付属品とは、喜平ネックレスを購入した際についてきたオリジナルケースや説明書、保証書などです。
これらのアイテムは、正規品であることや素材が本物の18金であることを証明する重要な役割を果たします。
また、再販時にプレゼントとしての需要も高まるため、査定額が上がる可能性があります。
少しでも高く売りたいのであれば、付属品を揃えてから査定に出すことをおすすめします!
3-4:新品に近い
付属品と同様に、再販の場合は、ネックレスの状態も買取額に影響を与えます。
当然、購入時の状態に近い程、査定額は上がります。
金は純度によって適切なケア方法が異なります。
18金の喜平ネックレスであれば、柔らかい布で軽く拭くだけで十分です。
研磨剤入りのクロスや、貴金属以外のアクセサリーと接触させると、傷の原因となるため避けましょう。
保管する際は、直射日光や高温多湿を避け、個別保管がおすすめです。
汚れや傷から守り、美しい輝きを保つことで、査定の際に良い印象を与えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、18金の喜平ネックレスの売却を検討中の方向けに、喜平の特徴や種類、最新の買取相場、高額査定のコツなどを解説しました。
喜平ネックレスは、時代を超えて愛される普遍的なデザインであり、中古市場でもまだまだ需要が高いアイテムです。
そのため、売却を検討している方は、ぜひ一度、買取査定に出してみることをおすすめします。
「買取専門店諭吉」では米国宝石学会認定の「GIA G.G.」資格保有者がスタッフを教育し、他店にないトップクラスで信用・安心できる査定をしています。
長崎県に6店舗、福岡県に1店舗展開しており、店頭買取は勿論、宅配買取や出張買取での対応も可能です。
また、全国47都道府県、毎月40か所以上の公共施設やスーパー等で催事買取も実施中!
プロの査定士がお客様の目の前で、1点1点丁寧に査定し、その場で即現金化いたします。
ご自宅に眠っている金や貴金属があれば、無料査定だけでも可能ですので是非ご利用ください。
■買取実績:三重県鈴鹿市にて【喜平ネックレス、甲丸やサンゴやアメシストなどのリング】を福岡の諭吉が催事買取させて頂きました!
金相場は、世界経済の動向や需要と供給のバランスによって常に変動しています。
近年は、金相場が高騰しているため、18金製の喜平ネックレスを売却するには絶好のタイミングと言えるでしょう!
本記事が買取に挑戦する皆様のお力になれれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
■関連記事:18金ネックレス買取前に知りたい!種類や相場、買取額UPの秘訣